飛ぶドライバーは好きですか? “今日イチ"量産!! プロギア「RS JUST」を最速試打レポート!
“驚初速”が魅力のプロギア 「RS JUST」ドライバーを関浩太郎が試打【PR】
プロギアが、またまた独自性満載のニュードライバーを開発。その名も「RS JUST(アールエス ジャスト)」ドライバー! ギリギリの飛びで人気の「RS」シリーズの最新モデルだ。今作では『ゴルファーが打つエリアと最大反発エリアを一致させるためフェースセンターに重心点、最大たわみ点、最高CT 点を集中させる「4 点集中フェース」を採用』という……当たり前のようで当たり前じゃない独自設計を施している。これは一体どういうことなのか? クラフトマン、スイングコーチとして活躍中の関浩太郎の試打とともに「RS JUST」の性能を解説する!
●取材協力/サザンヤードカントリークラブ ●撮影/相田克己
フェースセンターが一番たわんで反発する。これって当たり前のことじゃないの!?
ドライバーは芯に当たったときが一番飛ぶ。ゴルファーなら誰もが知っているこの事実。では、その「芯」とは具体的に何を指すのかといえば、最大飛距離を発揮させるための要素が集中した「フェースの真ん中」ということになる。そして、フェースセンターに集中するべき要素というのが「重心点」「最大たわみ点」「最高CT点」の3つだ。
プロギアの2022年のニューモデル「RS JUST(アールエス ジャスト)」シリーズのドライバーは、フェースセンターと上記の3点が集中している。
『それって当たり前のことじゃないの?』と思われることだろう。
実はこれ、当たり前のことじゃないのである。
実際のところ、「フェースセンター」「重心点」「最大たわみ点」「最高CT点」の4点が集中しているドライバーというのは、とても少ない。というか、これまで聞いたことがない。なぜなら、それら4点を集中させつつ、理想の「打ち出し角度」「スピン量」「高反発エリア(スイートエリア)」等を最適化するのが難しいからだ。
だが、プロギアは『ゴルファーの多くがフェースセンターで打ちたい(打つべき)と考えているのだから、可能な限り、フェースセンターに集めちゃおう!いや集めるべきだ!』という無茶を実行。うーむ……このコンセプト(無茶振り)を言い渡されたときの、開発陣たちはさぞ苦しい表情を浮かべていたことであろう。
しかし、プロギアの開発陣は頑張った(笑)。上図のように、フェースセンターに「重心点」「最大たわみ点」「最高CT点」を集中させることに成功したのである。では、4点が集中するとどうなるのかといえば?
いわゆる“芯を喰ったときの飛び”が、これまで以上にメチャクチャ飛ぶようになる!ということなのだ。もちろん最高反発エリアがフェースセンターを中心に展開することになるので、ちょこっと芯を外しても、プロギアが言うところの“快芯の一撃”が放てるというわけ。
まだまだある「RS JUST」シリーズが飛ぶ理由
「RS JUST」シリーズでは、飛距離アップのための工夫がまだまだ施されている。まず、フェースセンターの肉厚の最薄部を大幅に広げた「nabla neo face MAX」を採用していること。最薄部を広げたことで、フェースセンターが広く、大きくたわむことによって『当たると飛ぶエリアが広く』なっている。
さらに、フェースを高精度CNCミルド加工することで、最大CTのバラツキを極限まで抑えたギリギリ設計も施してある。しかし、せっかく開発した“めちゃ飛びフェース”も製造過程において品質のバラツキが出ることがある。これはモノ作りにおいては致し方ないことなのだが……そこはプロギア、そんな妥協は許さないのである。
すべての製品を徹底管理して、製造したヘッドすべてのCT値を検査。低CT値のものが見つけたら再加工を施し、ルールに抵触する高CT値のものを見つけたら再生産するという“一切の妥協を排除したギリギリ管理”を行っている。
そんなわけで、品質においてもバラツキのない、謳い文句通りに“驚初速で快芯の一撃”が放てるヘッドが店舗に並んでいるというわけだ。
“ギリギリの飛び”にニューフェイス!プロギア「RS JUST ドライバー」登場
プロギアからドライバーの新製品「RS JUST ドライバー」「RS F(エフ)DRIVER」、「RS DRIVER」、「RS D(ディー)DRIVER」の...
「4点集中フェース」の威力はいかほどか? 関浩太郎と編集部員が初速をチェック!
試打解説/関浩太郎 (せき こうたろう)1974年生まれ、茨城県出身。アメリカで最新のゴルフ理論を学びながら、ミニツアーを転戦。帰国後、クラフト技術を学んだ後、「SEKI GOLF CLUB目黒」を主宰。多くのアマチュアゴルファーのサポートを行い、さまざまなゴルフメディアでも活躍中。
編集部員K はい!というわけで、やってきましたサザンヤードカントリークラブの練習場。さっそく「RS JUST」シリーズ、「RS」ドライバーの“驚初速”を検証しましょう!
関浩太郎 「4点集中フェース」って、初めて聞くコンセプトですよね。これは楽しみです。
編集部員O 新しい「RS JUST」も、なんともプロギアらしいモデルだね。普通は難しすぎて「やめておこう」という苦難(開発)にあえて挑むという(笑)
編集部員K 激しく同意します。なんでそこまで手の込んだことをやるのか? というところまでやっちゃうのがプロギア・クオリティです(笑)さて、試打者プロフィールです。関さんはドローヒッター、ヘッドスピード42〜3m/sで試打してもらいます。編集部員Oは41〜2m/sの元気な60代、持ち球はドロー。そして最後に僕ことKは40m/s前後のスライサーとなっております。
編集部員O
ヘッドは3モデルあるけど、初速チェックは「RS ドライバー」で行います。測定器は関さんが持参してくれた「SKY TRACK」と、編集部持参によるプロギアの計測器「RED EYES POCKET」を使用します。
関浩太郎 では、さっそく打っていきましょう!
飛距離250ヤード超&ミート率1.50超が続出!
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関浩太郎による「RS」ドライバーの試打1発目、270ヤード超のビッグドライブが出た。
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初速は64m/s、ミート率は1.51……1.5を超えるミート率は飛ぶヘッドの証である。
編集部員K 試打クラブのスペックは「RS」ドライバーのロフト角10.5度、長さは45.5インチ、シャフトは純正の「Diamana for PRGR "BLACK”」のS(M-43)です。
関浩太郎 いきなり快芯の一撃が出ましたね。ヘッドスピード42.2m/sでボール初速が64m/s、飛距離は270ヤード!実際の飛びも計測された数値と変わりないと思います。「4点集中フェース」による初速の速さが、打った時の感触からすごく伝わってきます。
編集部員O ミート率も1.5を超えていますね。これは期待できる。
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編集部員Oの計測結果。260ヤード超え!
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ミート率も良い感じの1.5を記録。
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ガタイが良いのにヘッドスピード40m/s前後のKも253ヤード!
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ミート率は1.46だけど、飛距離は十分。
関浩太郎 二人とも飛んでいますね。Kさんは253ヤードって、普段は230ヤードくらいで,
すごく飛んでも240ヤードでしょ? 普段よりも10ヤード以上飛んでますよ。
編集部員K これ飛びますね。ちょっとセンターよりもヒール寄りに当たった感じがするんですけど、それでも250ヤード超えちゃいました。
編集部員O うん、飛ぶ飛ぶ。初速、速いよ。スピン量も抑えられてて、強弾道って感じだね。
関浩太郎 「RS」シリーズって、ツアープロも使用するプロモデルですよね。45m/sくらいで振ってもフケずに強いストレートボールが打てます。これはヘッドスピードの速いゴルファーやプロにもウケがいいですよ。
編集部員K 弾き感のある打感なんですが、意外と“球持ち”も良くて心地いい打感ですね。
編集部員O 操作性も高いと思う。適度なつかまりだし、球筋の打ち分けもしやすいよ。
関浩太郎 「SKY TRACK」の計測データも見てみましょう。シビアに初速性能を測るため、辛口の設定にしてありますが、飛んでいますね。実際はもっと飛距離が出ているんですが、スピン量もちょうどいいし、打ち出し角度も……うん、悪くないですね。
編集部員K 「4点集中フェース」による効果がしっかり出ていると感じられますか?
関浩太郎 すごい感じられますよ。芯に当たった時の飛びは、絶対に期待してもらっていいです。「打ちたいエリアで当たった時に、一番飛ぶ」っていうコンセプト通りの性能だと思います。
編集部員O それに、これまでの「RS」シリーズに比べて、あきらかに高初速エリアが広くなっているよね。
関浩太郎 はい。高初速エリアがすごく広いです。Kさんのバラツキまくりの打点でも、飛んでいますからね(笑)
編集部員K はい(笑)。1球目は芯を喰いましたけど、その後はトゥ側、ヒール側にズレてしまいましたが、あきらかに240ヤードは飛んでくれました。この飛距離の安定感は、今までの「RS」の中ではダントツです。
編集部員O それに、この新しい「RS」ドライバーは、曲がらないよね。
編集部員K 曲がらないです(笑)「フェース開いた!」と思っても、いつもの“ドスライス”にならなかったですもん。かといって、すごいつかまるわけじゃないんですけど。
関浩太郎 重心は低いけど、深さはそれほどでもないと思うんですよね。だから操作しやすいわけであって、それでも深重心ヘッドのようなストレートで曲がらない球が打てます。
編集部員O ヘッドスピード40m/sのゴルファーに合わせてバックスピン量を最適化するっていう、最適重心設計に依るところが大きいんじゃないかな。基本的に高ヘッドスピードのゴルファーをメインターゲットとしているから、低スピンなんだよね。
編集部員K ヘッドスピードに合わせた「JUST SPIN」設計っていうことですね。関さん、「RS」ドライバーを打ってみて、一番伝えたいことはなんですか。
関浩太郎 この「RS JUST」ように、フェースセンターに「重心点」「最高CT点」「最大たわみ点」が集中しているドライバーが、すごく珍しいということですかね(笑)
編集部員K それは僕も驚きました(笑)。そして、その4点が集中すると、こんなにも飛ぶドライバーができるということにも。
関浩太郎 そうですね。改めて、伝えたいことは「RS JUST」は初速性能がすごい、ということ。また、高ヘッドスピードのゴルファーにとって、最適なバックスピン量を実現するということ。高初速性能ととスピン量の最適化によって、最大飛距離を実現させてくれるドライバーです。だから、ツアープロの中で、使いたいという選手はけっこう多いと思いますよ。
「RS JUST」シリーズ、ツアープロの使用者も続々増加中!
上からストレートかつ強弾道が特徴の「RS」、左を気にせず叩ける「RS F」、ハイドローで攻めたい人のための「RS D」。
関さんが言ったように、実際に「RS JUST」シリーズを使用するツアープロは増加中なのである。ここに使用者のコメントを一部紹介する。
今年の6月1日からプロギアとゴルフクラブの使用契約を結んだ谷原秀人は「RS F」ドライバーと「RS JUST FW(3W)」を使用している。
谷原は「初速も速く、飛距離が出ている。コントロールも出来るので、現在使用中です。FWは飛ばせるし、球が拾いやすい、グリーンでも止められます」とコメントしている。
さらに、国内男子ツアーの中でも屈指の飛ばし屋として知られる大槻智春も「RS F」ドライバーをテスト中で「テストを始めてまだ間もないので、もう少し打ち込んでから使ってみたい」と、高く評価している。
そのほかにも岩田寛と片山晋呉、池田勇太などが「RS F」をテスト中。岩田寛は「ヘッド形状にも満足、かなり気に入っている。近々デビューがあるかも」という。
また、2021年のプロテストで合格を果たした小林夢果は、RSを使用して「ヘッドに合わせてシャフトも調整したので、300ヤード飛ぶかも!?」ととても気に入っているという。
飛距離におけるアドバンテージが重要視されるプロツアーにおいて、「4点集中フェース」による「RS JUST」シリーズの”驚初速”性能はかなり魅力的に映っているようだ。
「RS JUST」シリーズの性能を解説する追加記事を7月頃に公開予定!乞うご期待ください。
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