『最速ヘッド』で真っすぐ飛ばす!! 直進主義「LABOSPEC PLUS」ドライバー
これは飛ぶヘッドだ!高橋良明プロが「LABOSPEC PLUS」の初速を検証【PR】
オノフの最新ドライバーといえば「AKA」と「KURO」。AKAは今年3月、KUROは昨年9月に発売されて高い評価を得ているが、今回、満を持してそのラインナップに加わるのがここで紹介する「ラボスペックプラス」だ。高橋良明プロの試打解説とともに紹介する。
撮影/相田克己 協力/タイムジップス24
飛びにこだわるゴルファーのための「LABOSPEC PLUS」ドライバー
ラボスペックとは受注生産のクラブ。カタログモデルでは満足できないゴルファー向けに、契約プロの意見や新しい提案を取り入れて開発・設計された数量限定の商品で、オノフが自信をもって奨めるヘッド、シャフト、グリップを組み合わせて好みのクラブが作れる。ツアープロへの支給品と同等のクラブを手にできるわけだ。
ラボスペックプラスのキャッチコピーは“直進主義”。やさしいヘッドで、どこに当たっても曲がりにくい“全芯主義”のAKA(正確にはAKAのRD5900)がもつ大慣性モーメントはそのままに、ユーザーを満足させる飛距離性能を組み込んだ。
飛距離アップのポイントは重たいヘッド。初期設定は200.5gとなっている。ヘッドが重いと振りづらくなると考える人もいるが心配は無用。独自のクロスバランステクノロジーが振りづらさを解消してくれる。
これはグリップエンドにウエイトをつけ、手元側に重さを集めてカウンターバランスにする工夫。全体重量を変えずに振りやすくできるため飛距離ロスがない。ヘッド側のウエイトを重くして低・深重心にし高打ち出し、低スピン化することも可能。いずれにしてもカウンターバランスで直進性の高いボールが打てる。
30g台のシャフトでユーザー層が大きく広がる
オノフとくればシャフトにも触れないわけにはいかない。「ラボスペックプラス」にはラボスペックシャフト8種類の中から最適なスペックを選べるが、推奨は「HASHIRI」、「SHINARI」、「TATAKI」の3種類で、順に先、中、元調子のセットアップだ。
特筆すべきは「HASHIRI」と「TATAKI」に用意された30g台のシャフト。詳細は試打レポートに譲るが、プロもアッと驚く出来栄えでユーザー層を一気に広げそうだ。
もちろん軽いものだけでなく60g台まであるので試打会や全国に50店舗にあるラボスペックを扱うラボショップやオノフのフィッティングスタジオで実際に打ってから決める流れになる。
「プラスのヘッドは大慣性モーメントでやさしく30g台のシャフトを装着すればビギナーの方でも使えます。ただ、ヘッドだけを見ると結構しっかりめ。ロフトも9.5度と10.5度で、かなり振れる方でも対応できる設定になっています。慣性モーメントが大きく開閉しないヘッドになっていますので、どちらかといえばヘッドを返さないゴルファーに合うクラブ。ヘッドを閉じたまま下ろしてくるような方にはドンピシャだと思います」とはメーカー担当者の言。シャフトによってユーザーの範囲が広がることは間違いないようだが、実際はどうなのか? プロの試打感を仰いでみよう。
「LABOSPEC PLUS」は、今流のスイングにベストフィット!
ロフト10.5度/TATAKI 60CBTのインプレッション
「まず見た目がやさしそうです。僕はいつもKUROを使っていますが、KUROはもうちょっとディープフェース。プラスはちょっとAKAに近い感じで、KUROとAKAの中間のゾーンにある印象です。
ロフトは10.5度ですが立ち気味に見えるのでターゲットに対してスクエアに構えやすいです。打ってみるとやはりボール初速が出ています。
クラウン部がカーボンなので振っている時の重たさを感じるのはヘッドの後ろ側。しっかりボールを弾いてくれています。芯は広いけですがボール初速が出るので誰でも使えると思う。ミスヒットにも強そうですね。
データ上は自分のドライバーより飛んでいます(笑)。
シャフトはしっかりしていて、ある程度ヘッドスピードが速くても左に行きづらいと思います。これは60g台ですが、50g台でもしっかり感があるのでRでもSでも気にせず使えます。試打クラブはノーマルのカウンターバランスで振り心地がとてもいいです。
全体重量を変えずにバランス調整できますから振り心地は自在ですね。メーカーの方がおっしゃるように、意図的にフェースターンを入れない今流のスイングに合わせた作り。オートマチックにスイングしたい人にはピッタリだと思います」
クラブを軽くしてヘッドスピードを上げたい人にはもってこい
ロフト10.5度/TATAKI 30のインプレッション
「持つと軽いですが、振ってみると気になりません。驚いたのはTATAKI50と振り心地が変わらないこと。剛性もあってTATAKIらしさが消えていません。普通20gも軽くなると相当ふにゃふにゃ感が出ますが、これはキックポイントがすごく効き、スイングに合わせてくれるので左に飛びません。
もうちょっと左に飛んでもおかしくないんですが、ちょっと不思議な感じですね。シャフトの巻き方と素材かがいいんでしょうね。いずれにしてもシンプルにクラブを軽くしてヘッドスピードを上げたい人にはもってこいのシャフトです。
ヘッドが走っている感が残りながら、ちゃんとしなり戻ってくる。先端が走るというより中間部分がしなってくれる感じが強いです。30g台でこれだけボール初速が上がるのは、ちょっと信じられない感じです」
パワーがなくてもボールがつかまり、かつ上がる
ロフト10.5度/HASHIRI 30のインプレッション
「走ってしなる感じがすごく強いシャフトです。その結果、ボールが浮いてつかまりやすい。ヘッドスピードが遅くても頼りなさがなく、しなって戻ってくれます。ヘッドスピードで43m/sくらいまでの人にいいと思います。軽く打っても飛ぶので、このシャフトでユーザー層はかなり広がりそうですね。
反対にヘッドスピードを上げてみても、思ったよりスピンが入らないのも面白いところ。スピン量を抑えてちゃんとボールがつかまる。初速が速くても球が滑らない。右に逃げそうで逃げないので、そのあたりでターゲットが絞られてくると思います。
いずれにしてもヘッドスピードが上がるから今よりは絶対に飛びます。パワーがないけどボールをつかまえたい、打球を上げたい人にはすごくいいです。これだけ軽くて先端が走るシャフトはないので、さすがオノフのカスタムです。替えてみたいと思ったら、プラスとこのシャフト、もしくはこのAKAとこのシャフトの組み合わせから試打していけば最適な一本が必ず見つかるでしょう」
テスター:高橋良明
1983年生まれ、東京都出身。2013年プロ入り。ツアーへのチャレンジはもちろん、ゴルフメディアでの試打にも精力的に取り組み、ニューモデルはほぼ打ち尽くしている。
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