ピンのチッパーが定価より高価格で売買中!

FWやUTは下の番手が人気に

私も30年以上、中古クラブの世界で仕事をしてきましたが、まさかチッパーが大人気になる時代が来るとは思いもしませんでした。7月に発売されたピンの『ChipR(チッパー)』は、まだ中古ショップにはほぼ流れていません。

ネットのフリーマーケットサイトやオークションサイトで売買されている価格を見ると、定価を超える値段で売買されています。定価も3万円を超えていて、チッパーとしては高価格帯だったのですが、ネット価格だと4万円とか5万円の値段をつけている出品者もいるようです。

昨年の『トラスパター』もそうでしたが、お店に商品がないくらい人気になってしまったモデルには『せどり』をする人が現れます。『せどり』はクラブを購入して、それを転売した差額を利益にすること。そういう人がいると、少しでも利益を出したいので売値が高くなってしまうのです。

ピンの『ChipR(チッパー)』が大人気になったことで、他のメーカーのチッパーも注目度が高くなっていて、ロングセラーになっているプロギアの『R35』やキャスコのチッパーもよく売れているようです。

人気のチッパー入手困難で価格高騰

裏ワザ〈チッパー編〉

  • メーカーによってロフトが違うので注意
  • ネットでは転売目的で価格が高騰
  • ピン『ChipR』は3カ月待ちの可能性も

昔からチッパーは便利なクラブ、やさしいクラブと言われてきましたが「カッコ悪い、ダサい」という印象が強かった。だから、使う人が少なかったのですが、最近はマイナスイメージがなくなってきたようです。

チッパー同様に「カッコ悪い」というイメージがなくなったのがロフトが寝たフェアウェイウッドやユーティリティ。昔はフェアウェイウッドだと7番や9番、ユーティリティだと5番や6番を使うのを嫌がるゴルファーがいましたが、最近は下の番手を使う人が増えたことで、中古ショップでもロフトが寝たウッド系がよく売れているようです。

  • ピンの『ChipR(チッパー)』が大人気、3カ月待ちの可能性も

  • ドライバーは中古市場でも最新モデルに人気が集中するが、フェアウェイウッドやユーティリティは1、2年前のモデルも人気が高い

中山功一セレクト 今月のオススメ中古No.1

G400ピン
ピンのユーティリティだと『G425』や『G410』も人気がありますが、個人的には『G400』がすごく使いやすい。『G425』や『G410』は飛距離性能が高くてつかまりが良いのでアベレージゴルファーにはオススメですが、『G400』は全体的なバランスが良いので中級者やベテランゴルファーでも使いやすいと思います。




■解説 中山功一(なかやま・こういち)

かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。


中古クラブ売買の裏ワザ教えます!!

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