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日本人最上位の久常涼は「18番で頭が真っ白になった」

2022/10/16 ゴルフサプリ編集部

久常涼,ZOZOチャンピオンシップ

2022年の「ZOZOチャンピオンシップ」。最終日を日本人トップの8位タイで迎えた久常は1番ホールでバーディを奪う絶好のスタートを切った。しかし、その後はなかなかバーディバットを決めきれずに2バーディ・2ボギーの12位タイでフィニッシュ。
撮影/相田克己

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18番まではトップ10に入れる順位にいたが、パー5での悔しいボギーで順位を落としてしまった。試合後は18番のアプローチを悔しそうに振り返った。

―18番パー5のボギーでトップ10を逃しましたが
「終盤になるにつれてプレッシャーが段々とかかってきて、なかなかアグレッシブに攻めきれませんでした。18番の3打目は56度か60度のどちらかで打とうか悩んでいたのですが、急に頭が真っ白になってしまって、考えがまとまらないうちに60度で打ってしまって、それをバンカーに入れてしまった。それはすごく悔しいです」

―なぜ、頭が真っ白に?
「理由はわからないんですけど、順位のことはずっと考えていました。PGAツアーはトップ10に入れば次の試合も出れるので、そういうことを考えているうちにプレッシャーがかかってきたと思います」

―4日間を振り返ってみてどうですか?
「最後は悔しいホールでしたが、4日間全体では自分のショットでしっかりスコアを作ることができました。ドライバーもほぼフェアウェイに打っていけたし、アイアンでも小さいグリーンにしっかりとパーオンすることができました。傾斜のあるグリーンに対してもスピンコントロールで止めることでができたので、そのあたりは自信になりました」

―今後の予定は?
「今年は欧州ツアーのQスクール(予選会)を受ける予定です。本当は今日トップ10に入って、来週のPGAツアーに出たかったのですが、今日の経験は欧州ツアーのQスクールや来年の試合に生かしたいと思っています」

中島啓太と並び日本人最上位となる12位タイでフィニッシュした久常涼。来年はいよいよ本格的な世界デビューの1年になるだろう。

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