ツアープロの要求にこたえ、さらなる勝利のために4年振りに進化した「i230」
ツアーの意見を踏襲したヘッドで4年振りの新作「i230」に契約プロも”即替え”!【PR】
世界のプロから信頼を受けツアーを席巻したピン「i210」アイアン。その登場から4年、さらなる勝利を目指して一層ブレないアイアンが生まれた。それが「i230」。テストしたプロがすでにその完成度の高さに太鼓判を押したという最強アイアンのお目見えだ。発売は、2023年1月19日!
撮影協力/千葉セントラルゴルフクラブ 撮影/相田克己 取材・文/岸和也
ツアーのフィードバックをもとに改良を重ねたアイアンが4年ぶりに進化
特筆すべきはバックフェースの全面にCTPエラストマー・インサートを搭載した新構造。前作を上回る心地よい打感と打球音がミスヒットを感じさせない安心感を演出する。
もちろんミスに対する寛容性もバッチリ。トゥ側とヒール側に配した高比重ウェイトにより究極とも言える重量周辺配分を実現。番手ごとにCTPエラストマー・インサートのサイズと配置を変えて理想の重心に近づける、といった細かい配慮と相まって、余剰重量が最適な箇所に配された。その結果、前作を上回る低重心設計と高慣性モーメントとなり一層ブレないヘッドに仕上がった。
フェースの溝には一本一本の側壁角度と間隔を最適化し、さらに本数を増やしたマイクロマックス・グルーヴを採用。アイアンに求められる摩擦力とスピン量をあらゆる場面で享受できるようになっている。
また、番手ごとのヘッドサイズのフローを合わせるべくロングアイアンのヘッドサイズが前作よりもコンパクトになった。ミドル、ショートアイアンのサイズに変化はなく、全番手を通じて一貫した構えやすさを感じられる。各番手間の飛距離の差はプレーヤーテストで平均約11ヤードと揃えやすいロフト設定にもなっている。
i230に“即替え”する契約プロたちも続々
金谷拓実、渋野日向子、比嘉真美子など、ピンの契約プロたちも続々とi230アイアンに替え始めている。金谷拓実は、“即替え”した初戦でホールインワンを達成してニュースとして大きく取り上げられた。来シーズンが開幕する頃にはツアーがi230一色になっているかも!?
i230アイアン
●ヘッド素材/431ステンレススチール ●仕上げ/ハイドロパールクローム仕上
げ ●番手/3~9、W、U ●ロフト角/33度(#7) ●価格(1本)/カーボン:3万3000円、スチール:3万800円(DG EXTOUR ISSUE以外)
インパクトの情報が正確に手元に伝わってくる
カリスマフィッター・鹿又芳典の試打インプレッション
鹿又芳典/1968年生まれ。年間試打数2000本超え。全てのクラブに精通するカリスマクラフトマン。豊かな知識と評価の的確さがゴルフメディアに引っ張りだこ。ゴルフショップマジック代表。
コスメが落ち着いていて僕は好きです。派手さはないけれど使い込んでいくほど味が出てくるタイプ。当たり傷がいっぱいついて使用感が出てくる。おまけにデザインがシンプルだから長く使っても飽きがこない。自然に手放せなくなる系のアイアンですね。
アドレスした時にターゲットに対してアライメントがとりやすい。ヘッドの形状やネックの処理もですが、ヘッド全体のサイズ感やトップブレードの厚さなど、まとまりがいいので素直に向けますね。
素振りをしてみると、トゥ側とヒール側のタングステンの効果なのかヘッドの所在とフェース面がどこを向いているかがすごく伝わってきます。自分がどうクラブを動かしているのかすごくわかりやすいので、上級者など球を打ち分けたい人にはありがたいです。
打ってみると打感はソリッドなのにボールをちゃんと潰しているフィーリングがある。どうインパクトしたのかという情報が手元に伝わってきます。 これはアイアンの機能としてはありがたい。異素材を使った複合系アイアンは打感がボヤけやすいのですが、そうではなく情報としてしっかり手元にくる。どちらかといえばブレードアイアンに近い感じです。
インパクト時のヘッドの捻れがなくミスへの寛容性が高い
ソリッドなのに柔らかい打感はCTPエラストマー・インサートの効果でしょうね。 打音には好みがありますが、自分はしっかりした音が好きなのでいい感じです。今はドライバーも音もしっかり出るタイプが多いので、その流れから言っても一貫していて違和感がないと思います。
溝に関しては、確かに球が滑らない印象があります。いろんな状況から打っても安定したスピン量を得られることは弾道にすごくいい影響をもたらします。 溝が多くなった違和感は全くありませんが、結果に反映されている機能はプレーヤーにとって嬉しい。これは番手が下がるほどテキメンです。
見た目がシャープでソール幅も厚くないですが、インパクト時のヘッドの捻れがなく、ミスに対する寛容性が高いです。 芯に当たった時はもちろん、トゥ側、ヒール側に当たった時にヘッドが動かされる感じがないので、自分が打ちたいターゲットに対してしっかり打ち出せる。このコンパクトさにしてはちょっと考えられない。まるで大きなヘッドの高慣性モーメントのアイアンを打っているかのよう。これはロングアイアンまで一貫しています。
こういったやさしさがありながらも球を曲げることができるし、スピン量もしっかり入るので、左右だけでなく上下の打ち分けもしやすいですね。 セミオートマチックくらいの操作性があるのに打っている球はスピンがしっかり入ったアイアンの打球。こういう弾道が打てているのが重心位置や溝の効果で、ひとつの工夫がどうのではなく、すべての進化が同じ方向に向かっています。
i230の注目TECHNOLOGY①進化した打感と心地よい打球音
バックフェースの全面にCTPエラストマー・インサートを搭載した新構造。しっかりとした打音でありながら、適度な軟らかさを感じられるフィーリングに対して鹿又は「前作よりもコントロール性が増したように感じられますよね。打っていて気持ちいいですし、イメージをボールに伝えやすいです」(鹿又)。CTPはカスタムチューニングピットの略。
i230の注目TECHNOLOGY②どんなシチュエーションでも安定したスピン量でピンを狙える
ラフからや雨の日でもコントロール性能と再現性が向上。ピンを狙える状況が増えた。また、溝による安定感のあるスピン量は、番手間の飛距離ギャップの正確性にも寄与していると鹿又。「弾道に対して好影響を与えているだけでなく、正確に飛距離を打ち分けられるのも評価すべきポイントですね。安心してグリーンを狙えます」(鹿又)。
i230の注目TECHNOLOGY③重量周辺配分設計でやさしさも感じる
高比重ウェイトの搭載により寛容性がアップ。「安心して振れるだけでなく、インパクトが気持ちいいからスピードをコントロールして打てる。しっかり飛ばそうとした時でもフェースの戻り方が一緒。多少のオフセンターでも球が捻れません」(鹿又)。
i230を中心に試打&フィッティングするのがおすすめ
まとめると、やはりミスした時に威力を発揮してくれるところが一番のメリット。加えてインパクトが気持ちいいのでヘッドスピードをコントロールして打てる。 しっかり飛ばそうとしてもフェースの戻り方が変わりません。つまり、ヘッドの挙動が安定しているので安心して振れる。多少のオフセンターでも球が捻れないから自分のパフォーマンスが上がる。安心感がパフォーマンスを上げてくれる縁の下の力持ち的なアイアンです。
ピンの中ではど真ん中に位置するアイアンという気がします。このクラブを中心に試打をして 、これより操作性のいいもの、もうちょっと球が楽に上がって飛距離も出るもの、というように、i230を基準にチョイスするといいでしょう。
そのためにもフィッティングをするのが絶対おすすめ。 アイアンもユーザーも多様化していて、自分がどんなアイアンを求めているのかわからない人もいると思いますから、これをベースに方向性を決めるといい。ピンは1本から買えるのでフィッティングして好みのセットを作っていくのもすごくいいですよ。
話題のピン「i230アイアン」!安定して狙えることが大切。フィッターから見た性能とは!?
ピン「G430」シリーズは、11月11日の発売を待たずして、すでに大人気という様相。そして、同時期に発表されたピン「i230」ア...
渋野日向子も“即替え”。勝利に磨かれた「i230」アイアン。発売は2023年1月19日
前作を越えるものができるまで、新製品は発売しないという姿勢を貫くピンゴルフが、満を持して、「i210」アイアンの後継モデ...