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シングルを目指すアマチュアに向けた新カテゴリーのウエッジ「フォーティーン/RMα」

アマチュアにはアマチュアのためのウェッジがある!【PR】

2022/12/01 ゴルフサプリ編集部

シングルを目指すアマチュアに向けた新カテゴリーのウエッジ「フォーティーン/RMα」

“アマチュアゴルファーに一番近いメーカー”がモットーのフォーティーンから、シングルを目指すプレーヤー向けに設計した新カテゴリーのウェッジ「RM-α」が発売される。プロや上級者のために開発された「RM」のカテゴリーにおいて独自の進化を遂げたブランニューウエッジ、「RMα」を野村タケオが試打レポートする。
撮影協力/サザンヤードカントリークラブ 撮影/相田克己 取材・文/岸和也

フォーティーン「RMα」は、アマチュアの技術と向上心を後押ししてくれる

フォーティーン「RMα」は、アマチュアの技術と向上心を後押ししてくれる

アマチュアにはハイスコアを狙ったスーパーアプローチは不要。欲しいのはあらゆる状況や心理状態でも高い確率でパーセーブできるアプローチだ。そこで必要とされるのはミスへの寛容性が高いウエッジ。しかもただやさしいだけではダメで、テクニックを使った時でもミスをカバーしてくれ、難しい状況を難しく感じさせない対応力が欠かせない。

そんな、ある意味わがままな要求に応えてくれるのが「RM-α」。アマチュアの技術に見合うだけでなくシングルを目指す向上心をも後押ししてくれる新カテゴリーのウエッジだ。

ソール形状はやさしさを追求した「DJ-5」の新ユニバーサルソールと中上級者から支持される「RM-4」のHソールを融合させたニューバージョン。フェースの開閉時もバンスの効きが変わらないためテクニックを使いやすいのに加え、リーディングエッジ側のバンパーがザックリを防ぐ効果ももたらす。

上下と左右の打点ブレを補正。スピン性能もアップ

上下と左右の打点ブレを補正。スピン性能もアップ

鍛造製法によりバックフェースとソールの連結部を限界近くまで絞り込んだのも新たな試み。これによって生じた余剰重量を上下に配分した新逆テーパーブレード設計により上下に打点がブレた際にも安定したスピン性能を維持する。また、左右の打点ブレに対しては「RM-4」のステップブレードをさらに進化させ、バックフェースのトゥ側のボリュームを持たせたD-ステップブレード設計で対応している。

上下と左右の打点ブレを補正。スピン性能もアップ

フェース面も着実にレベルアップ。従来のハイスピンミラー鍛造フェースの製法を進化させ、溝の形状をルール限界まで追求した新ハイスピンミラー鍛造フェースを導入。ラフからだけでなく雨天時でもスピン性能の低下を抑えてくれる。

ロフト58度のモデルはバンカーの砂、グリーン周りの芝質、さらにはプレーヤー個々の入射角に対応できるよう、同じソール形状にH(ハイバンス)、M(ミッドバンス)、L(ローバンス)の3種類のバウンス角を用意した。入射角が大きめでターフをとるタイプならH(ハイバンス)、入射角が緩やかであまりターフをとらないタイプにはL(ローバンス)が向く。

RMα

シャフトは日本シャフトと共同で番手別に求める機能とフィーリングを追求した専用モデルTS-114w Ver2とTS-101wを開発。前者には46~54度のピッチング・アプローチウェッジに適応するローロフト専用と56~60度のサンドウェッジに適応するハイロフト専用シャフトを用意。ともにボールをフェースに乗せやすいフィーリングを追求した。後者はミドル重量帯バージョン。110g 台の適度な重量感でより細かくプレイヤーのニーズに応えてくれる。

フォーティーン

「新たな重心設計を匂わせるカッコいいデザイン」野村タケオ

ゴルフバカイラストレーター/野村タケオ。京都府出身。様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。

まず感じるのはバックフェースデザインのカッコよさ。僕はRM-4を使っているんですが、それが出た時にフォーティーン史上一番カッコいいと言ってて、今でもそう思っていますが、それと比べても十分にカッコいい。シンプルなところにシュッとロゴが入っているのもいいんですよね!

トゥ側が膨らんでいますが、ロフトが立った番手はヒール側が膨らんでいるんです。でも今回のモデルはそれがさらに分厚くなっている。重心位置を真ん中にもってきたんですかね。いずれにしてもデザインだけじゃなく重心設計のためもあることは明らか。

上下と左右の打点ブレを補正。スピン性能もアップ

トップラインも分厚いから重心が低くなり過ぎない感じもある。聞くところによるとアマチュアの上手くなりたい人が当たる位置に重心をもってきているみたいで期待がもてますね。ソールも広くて丸いのでやさしそうですが、顔はリーディングエッジが真っすぐで構えやすいです。ヘッドもちょっとだけ大きくなって安心感が増しています。

「見た目よりずっとやさしく状況も問わない」野村タケオ

「見た目よりずっとやさしく状況も問わない」野村タケオ

打ってみると期待通りすごくいい感じです。とりわけ強く感じたのはローバンスモデルの使いやすさ。他メーカーのローバンスは正直かなりシビアですよね。開いて使う上級者がテクニックを使うイメージがあるせいかもしれませんが。打点がシビアで、ちょっと手前に入るとチャックリするんですが、「RMα」にはそれがなく、ローバンスだけど使いやすい。開いても打ちやすいです。ソールが広いのもその一因かもしれませんね。最初からL(ローバンス)を選択肢に入れてない人も打ってみるといいかもしれない。フェースを開きやすいんですが、開かず普通に使っても本当にシビアじゃないです。

H(ハイバンス)は、めちゃくちゃやさしくオートマチックに使えばいい感じです。フェースを開こうと思えば開けますが、わざわざそんなことしをなくても十分。そのままバンカーもイケます。その割に見た目が上級者っぽいがいいですよね。簡単なウエッジに見えないところがカッコいい。両者の間を“いいとこ取り”をしているのがM(ミドルバンス)でやさしさと操作性が共存しています。

「見た目よりずっとやさしく状況も問わない」野村タケオ

いずれのモデルもアマチュアが使えると思うので、僕はL(ローバンス)から試した方がいいと思います。100切りを目指す人でもバンスを選べば全然使える。見た目よりやさしくて状況も問いません。スピン性能もよくて、50~60ヤードの寄せでも低く出てスピンがかかるのでラインが出ました。

スペック
ヘッド:軟鉄(S20C)鍛造 (新ハイスピンミラー鍛造フェース、D-ステップブレード設計) 仕上げ:ニッケルクロムメッキ・パールサテン仕上げ(2023年春・ガンブラック仕上げ発売予定) シャフト: N.S.PRO TS-114w_Ver2 スチールシャフト(WEDGE/125g) N.S.PRO TS-101w スチールシャフト(WEDGE/111g) 価格:¥28,600/本(税込) 

「見た目よりずっとやさしく状況も問わない」野村タケオ

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