黒白コントラストが帰ってきた！オデッセイから「WHITE HOT VERSAパター」発売

打ち出しが3度ずれると、4フィート（1.2m）のパットは外れてしまう

2013年に登場したVERSAアライメントは、ターゲットに対するラインに沿って配置されている一般的なアライメントとは異なり、フェース面と平行の位置に黒と白の帯をレイアウトしたスタイルとなっている。この白と黒のコントラストにより、他のアライメント以上にフェース面をターゲットに対して直角に合わせやすいところが最大の特徴だ。

オデッセイのパットラボ調べでは、ターゲットに対してフェース面を正しく合わせられていないゴルファーは約70%。フェース面の角度が正しい位置から1度傾くだけで、3mの距離になるとカップの中心から53.1mm外れた方向を狙っていることになる、という事実もある。VERSAアライメントは、このようなミスを可能な限り軽減させられる画期的なアライメントだ。

白と黒のコントラストにより、真っすぐ構えられているかどうかが、非常にわかりやすい

VERSAアライメントの復活にあたり、かつてのものをそのまま採用しているわけではない。さらに正しくセットアップしやすいよう、より良いものに進化している。

黒と白の帯の太さを見直して、白い帯をより太くしているが、これはフェース面の傾きがさらにわかりやすくなる効果をもたらす。トップブレードの幅に合わせて、帯の幅も調整。ヘッドタイプごとに、白と黒のコントラストのバランスが最適なVERSAアライメントとなっている。

VERSAアライメントが新しくなる一方で、それを搭載するヘッドにも最新のテクノロジーを搭載している。かつてのモデルにはなかったソールウェイト(STROKE LABシャフト仕様は約15gのタングステン、スチールシャフト仕様はヘッド素材のものとは比重の異なるステンレススチール製の約10g)を、フェース寄りの位置のトウ・ヒールに配置。浅重心・高慣性モーメント化を図っており、安定したストロークとバックスピン削減によるボールの転がりの良さを実現する。

「WHITE HOT VERSAパター」には、オデッセイの象徴的存在、ホワイト・ホット インサートを搭載。
ホワイト・ホット インサートは、ボールのカバーと同じ素材を使用したことでインパクトでの相性が良く、ソフトでありながらしっかりと反発する性能を実現。心地良い打球感、打球音、安定したボールの打ち出しと転がりで、登場以来、20年の時を超えてもツアーにおける信頼度や人気は変わることがない。これまで世界中で多くの勝利を積み重ね、現在もその記録を伸ばし続けている。

「WHITE HOT VERSAパター」には、5つのヘッドラインアップが用意されている。コンベンショナルなブレードでクランクホーゼルの「ONE」、幅広いブレードでダブルベントネックの「DOUBLE WIDE」、TOULON ATLANTAパターと同様のコンパクトなマレットタイプでショートスラントネックの「THREE T」、人気の高いツノ型で、VERSAアライメント用のバックフランジ形状を持つ「SEVEN」、そして、新登場の「TWELVE」だ。
「SEVEN」にはダブルベントとショートスラントの2種類、「TWELVE」ではダブルベント、ショートスラント、センターシャフトの3種類と、それぞれ複数のネックタイプを用意。「TWELVE」のみフェース面に平行ではなく、ターゲットに対するラインと平行なVERSAアライメントを採用。正確なストロークとなるよう、アシストしてくれる。