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ゴルフクラブの寿命ってどれくらい?性能の低下を招く使用方法は?その寿命を決めるのはあなた次第!

オグさんがお答えします!

2023/06/10 ゴルフサプリ編集部 小倉勇人

ドライバー,ティーショット

オグさんです!
ゴルフクラブの買い替え時はいつなのか、また、適切な保管方法がわからないとお悩みの方も多いのでは?今回は、クラブの寿命についてお話ししたいと思います。

まずはシャフト以外のパーツの寿命を知っておこう!

ゴルフクラブはヘッド、シャフト、グリップと3つのパーツで構成されています。この中で、交換などの寿命に関する推奨時期が存在するのはグリップだけです。

グリップ

グリップは柔らかいゴムや樹脂などでできているため、金属やカーボンなどでできているヘッドやシャフトよりも劣化が早く、一般的には1年で交換したほうがいいといわれています。個人的にもグリップ本来の性能を発揮させるのであれば、1年に1回は交換したほうがいいと思いますね。

ヘッド

ヘッドは、通常の使用方法であれば10年は持ちます。最近のドライバーヘッドは、複数の金属とカーボンを組み合わせた複合ヘッドになっており、溶接、接着と製造方法が複雑になっています。通常の使用方法であれば、まず破損したりすることはないでしょう。

構造や素材がシンプルなアイアンは、さらに持ちます。もちろん経年劣化はありますので、個体によっては通常の使用でも破損することはあります。それでも4~5年で破損なんてことはまずないと思います。もし仮にそんなことがあったとすれば、個体による不良を疑うべきでです。

通常に使用していれば、シャフト自体の劣化は非常に緩やか

ゴルフクラブ

ゴルフシャフトは、スチール素材を使用したものとカーボン素材を使用したものがあり、どちらも非常に安定した素材です。スチール素材を使用したシャフトは、金属疲労による劣化が起こりますが、性能が低下するほど劣化するにはかなりの時間を要します。

スチール素材のシャフト

個人的な経験ですが、過去にスチールシャフト装着のアイアンを15年ほど使用していたことがあります。当時はラウンド数も多く、練習もかなりしていたのでかなり過酷な使用具合だったのですが、ちょっと柔らかくなったかな?程度で特に性能的な劣化は感じませんでした。

メンテナンスも雨の日のラウンド後は乾かすぐらいなもので、特に特別なことはしていません。期間を断定するのは難しいですが、定期的に使用していればかなり長く持つはずです。

カーボン素材のシャフト

カーボン素材を使用したシャフトは、金属よりもさらに安定した素材のため、さらに劣化のスピードは緩やかです。通常に使用しているのであれば、相当な期間使用しても性能的に劣化を感じることはないでしょう。

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