ボーケイフォージドやMG3などの名ウェッジがマークダウン!日本の芝で力を発揮する一本は…?
中古ゴルフクラブ業界に携わって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。今回は、マークダウン情報についてお話します。
ボーケイフォージド 2021!マークダウン!
写真/中山功一
ボーケイシリーズのウェッジは、「SM9」「SM8」とヒット作を生み出していますが、フォージドは日本専用モデルの鍛造ウェッジです。
※今ならロフト・バンスなど各スペックが揃っています!
日本専用モデルは何が違うか?といいますと…
一番の違いは、リーディングエッジです!
日本の芝は、アメリカの芝に比べて高麗芝など、根の強い芝が多いのです。
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米PGAツアーでは2023年の初戦からジョン・ラームとキム・シーウによって「パラダイム」ドライバーが2連勝しそのポテンシャル...
日本の芝で拾いやすい形状
クリーブランド TA-588 写真/中山功一氏 提供
SMシリーズとリーディングエッジを比べると、ネックのヒール寄りにわずかなくぼみがあることが分かります。このくぼみが、日本の芝で力を発揮します。
少しRのついた刃のセンターからネックにかけてのボールを拾いやすい形状は、一昔前に大ヒットしたクリーブランドウェッジ TAシリーズと同じような形状なのです。
日本の芝で拾いやすいのは、少しRの付いたくびれ形状で、バンス角は8度~10度。この組み合わせが、アマチュアには一番扱いやすいのです。
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こんにちは。逆上がりの出来ないティーチングプロ 名取確です。 みなさんゴルフスコアを入力するアプリを使っている方が多い...
テーラーメイド MG3(ミルドグラインド3/2021)もマークダウン!
テーラーメイドと聞くと、アマチュア向けのドライバーやアイアンの使用率が高いですが、ウェッジは本格派。ボーケイウェッジとは対象的に、ターフ(砂)を薄く取るワザ師向きです。
リーディングエッジがほぼストレート形状で、グリーン周りでボールを転がしたりふわっと上げたり、シチュエーションに応じて変化させたい方に向いています。
バンス形状が3タイプ発売されているので、セッティングに応じて選びましょう。
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