手打ちは悪と思われているけれど、上達には正しい腕の振りが必須~ティーチングプロの出張レッスン~ショット編(2)〜
逆上がりできないティーチングプロのゴルフが上手くなる話|第47話
こんにちは。逆上がりのできないティーチングプロ 名取確(なとり・たしか)です。
今回はショットのレッスンの2回目です。
ペルソナ
● レッスンを行う相手の想定は40代男性、スコアは110前後。
● せめて100台で回りたい。あわよくば90台が出れば嬉しい。
● スポーツ経験はあり、体は強い。今年はゴルフ頑張るぞ!と決めている。
● 仕事はコンサルティング系で、理論をしっかり理解できるようなレッスンを受けたい。
● 週何度もレッスン行けないから、日常の中で練習できることなどを知って、効率良く上手くなることを求めている。
スイング作りドリル:両足揃えてハーフショット
ショット練習にはいくらでも上達のためのドリルがあるのですが、その中から厳選したドリルをお伝えしていきます。人によってテーマは違えど、原則これを知っていた方がいいよねと思えるものを選んでいますので、参考にしてもらえれば幸いです。
両足を揃えてハーフショットの練習
このドリルでは【手首の返し】を覚えてもらいます。
クラブを振るとき、手首を返してボールをつかまえる動きをしないとボールにフック回転をかけられず、飛距離は出ません。手打ちは“悪”のように思われていますが、正しい手打ち…言い換えると「正しい腕の振り」ができないとレベルアップは望めないんです。
そのため、ここでは体を回すことを一旦置いておいて、テークバックとフォローでしっかりシャフトを立てて、フェースターンを意識した腕の振りを覚えましょう!
【両足揃えてハーフショット】ポイント
意識すること | 出る結果 |
---|---|
①両足は1足分だけ広げる | 軸を意識しやすくなる |
②肩を入れ替える意識で振る | 体の回転を意識しない |
③腕とクラブは90度立てる | フェースが綺麗にターン |
練習の目的 | 効果 |
腕を振ることを覚える! | スライスが出なくなる! |
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