ブリヂストン「B1 ST」と「B2 HT」フェアウェイウッドは「狙える強弾道」と「つかまる高弾道」、性格がハッキリ分かれてて選びやすい
ゴルフサプリ編集部が気になるギアを試してきたよ!ブリヂストン Bシリーズ フェアウェイウッド「B1 ST/B2 HT」
9月に発売されたブリヂストンの新しいBシリーズ。今回はその中から、高性能と前評判の高いフェアウェイウッド「B1 ST」と「B2 HT」の2機種を打ってみた。ともにヘッドのクラウン部はカーボン製で、これにより生まれた余剰重量が高機能化に寄与。低重心でスピンを抑え強い球が打てるということだが、ボディ部分はB1がチタンでB2がマレージング。素材の違いはどんな違いを生むのか?もちろん他にも新機軸が満載だ。
撮影/相田克己
「B1 ST」と「B2 HT」打ったのはこの3人
40代・ゴルフサプリ編集部員K
「アイアンは飛ぶのにドライバーが飛ばないスライサー」
● ヘッドスピード:40m/s
● ドライバー平均飛距離:220ヤード
60代・ゴルフサプリ編集部員O
「まだまだ元気。器用に球を打ちこなす還暦おじさん」
● ヘッドスピード:40m/s
● ドライバー平均飛距離:230ヤード
50代・ライターH
「スライスは克服もたまに出るヒッカケが怖い」
● ヘッドスピード:40m/s
● ドライバー平均飛距離:225ヤード
「B1 ST」FWは中弾道で強い球が出る!
ライターH 新しいBシリーズのフェアウェイウッドは「B1 ST」(以下B1)と「B2 HT」(以下B2)の2機種。今回試打したのは5番でロフトは18度。シャフトはともにフレックスSのプロパーシャフトで、B1にはベンタス、B2にはヴァンキッシュが装着されていました。
編集部員O まず感じたのは、B1とB2の“性格”が明確に分かれていること。スパーンと分かれていて素晴らしいと思った。
編集部員K 確かに面白かった。飛ぶ系とやさしい系。B1はちょっとハード目で、上がりづらいけれど強いボールが打てる感じ。中弾道で飛びました。
編集部員O まさにその通り。飛距離は出るよね。あとB1はチタンボディなので打音も気持ちよかった。
ライターH ヘッドのクラウン部はともにカーボンですが、ボディはB1がチタンで、B2がマレージングなんですね。
編集部員K B1は高級フェアウェイウッドって感じですね。
ライターH それに比べるとB2はやさしい感じでした。
編集部員O B2は球が上がりやすくてつかまるタイプ。球が上がりやすくてつかまるタイプ。普通に打ってもナチュラルドローになる。スイートエリアも広いと思った。
編集部員K B1は可変ソールウエイト。ソールの前の方に2つのウェイトがついている。
ライターH その配置で弾道を細かく調整できるという触れ込みなので、やはり上級者向きなんでしょうね。
編集部員K B2はJGRの流れを汲むドローバイアス設計。こっちはヒールに8グラムのウェイトを付けてつかまりを良くしている。
ドライバーの売り上げ好調!「B2 HT」FWはやさしくつかまって上がる
ライターH なるほど、確かにつかまった。5番だからより打ちやすく感じたのかもしれないけれど、あの感じなら3番もイケそうな気がする。
編集部員O イケるでしょう。球のつかまりについてはフェースのミーリングも寄与しているみたい。フェアウェイウッドに苦手意識があるアマチュアは一度打ってみた方がいいね。
編集部員K 聞くところによれば、B2のドライバーは発売の初週と2週目に売り上げ1位を取ったみたいだよ。
ライターH 実際のラウンドでドライバーの性能に満足した人は、フェアウェイウッドにも手が伸びそうですね。
編集部員O 売れているというB2だけでなくB1も、ドライバーとフェアウェイウッドの性格に統一感があるから、セッティングに加えることに抵抗や違和感はないと思う。
ここまで飛んだの!?という驚異的な飛距離性能 ブリヂストンスポーツの新「B シリーズ」ドライバー3本は、どれを選ぶかが悩ましい問題だ!
ブリヂストンスポーツの新しい伝説が始まるドライバーが、3本も生まれた瞬間を見逃すな! 撮影/篠原嗣典
「B1 ST」と「B2 HT」の性能
ボールのつかまりがいいのは、インパクト時の食いつきを強めてフェースの滑りを抑制したスリップレスバイトミーリングの賜物か。これはフェース面をレーザーでクロスハッチング、すなわち細かい平行線を密接に組み合わせた網目状のパターンを施したもので、適度にスピンを減らす効果も見込めるという。
ねじれを抑えるカーボンクラウンと相まって飛距離アップに貢献してくれているようだ。
次ページ:「B1 ST」「B2 HT」の違いはココにもあった!
次のページ