飛ばし屋女子が使う、やさしく飛ばせるモデル!?

ヤマハのRMX(リミックス)VD(ブイディ)は、ヤマハの中上級者向けのブランドで、ドライバーからFW、UT、アイアンまでフルラインアップでモデルチェンジ。ドライバーは、従来の2モデルから3モデルとなり、それぞれがターゲットに合わせた設計となりました。

● 3モデルあるドライバーの中で中心的なポジションに位置している「M」
● 浅重心で強弾道と操作性を重視した「R」
● 深重心でミスへの寛容性と直進性を重視した「X」

Bull’s-eye Fece(ブルズアイ フェース)

ドライバーのメインとなるテクノロジーは、「Bull’s-eye Fece(ブルズアイ フェース)」。飛距離を伸ばすうえで重量なボール初速、打ち出し角、スピン量が最適となる位置をフェース面上で揃えることで、飛距離ロスを最大限に軽減しています。

また、構えた時にその位置がちょうど真ん中に見えるように、ヘッド形状にも工夫がされています。「M」ドライバーは、そこに重心深度を調整できる可変ウェイトを搭載し、ネックの弾道調整機能と合わせて、細かなアジャストを可能にしたモデルです。

ボール初速が出やすい、扱いやすさが魅力!

構えた印象はいわゆる洋ナシ型で、ハンサム顔。丸みのあるクラウンが、立体的に見えてとても構えやすかったです。ヘッドサイズは460ccで、投影面積がしっかりあります。アスリートが好む形状に仕上げながら、プレッシャーを与えない丁寧な作りこみを感じます

打ってみると、なかなかの低スピンで風に負けなそうな弾道が打てます。それでいて、ロフト角に対してやや高めに打ち出してくれるので、かなり効率よく飛距離が稼げそう。

● 操作性:適度といった感じで、敏感な感じはない。
● つかまり性能:ほぼニュートラル。球質としては直進性が高い方なので、個人的には扱いやすいと感じた。
● ミスへの寛容性:必要十分で、芯を外しても曲がりが少なく、調子が悪くても安定しやすいモデルに仕上がっている。

可変ウェイトも調整して打ってみましたが、個人的にいちばんフェース寄りに動かしたポジションが好みでした。ヘッドの挙動がシャープになり、とても振りやすかったです。反対に一番後ろにすると、オートマチック感が増し、操作性は希薄になりますが、ミスへの寛容性が高まる印象です。

ただ、どのポジションもそんなにスピンの差は感じませんでしたね。

バランスのいいアスリートモデル、若い人に使って欲しい!

ヤマハ「RMX VD M ドライバー」は、飛距離とミスへの寛容性をバランスよく持ち合わせたモデルです。

結果を求める中上級者はもちろん、初中級者の若いゴルファーにはぜひおすすめしたいですね。上達してもそのまま使えますし、ニュートラルなつかまり性能なので、ミスをしてもどんなミスをしたかを把握しやすい。それでいて曲がりが少なめのため、結果も出しやすい。そういったクラブは、スイングに余計な“クセ”が付きにくく、スムーズに上達しやすいです。

アジャスト能力も高いので、うまく使いこなせば100切りから70台までこれ1本で済むかもしれません。非常に幅広いゴルファーにおすすめできるドライバーです。

■オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。


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