冬芝で拾いやすいフェアウェイウッドとは

画像提供/ANSER FREEK

冬芝は夏芝よりもボールが沈みやすく芝が硬くなるので、ボールが拾いやすい刃の形状がおすすめです。

ボールが拾いやすい刃(形状)は、キャロウェイの代表作である「ビッグバーサ ウォーバードメタル」やスティールヘッドから由来しています。

フェアウェイウッドに革命をもたらしたキャロウェイ「ヘブンウッド(HEAVEN WOOD)」

キャロウェイが「S2H2 METAL」を発売したのは1989年。

ノーホーゼル・スルーボアというS2H2理論に基づいて設計された形状は当時、ホーゼルがなく違和感しかありませんでしたが、現在ではやさしさを求める当り前の形状になっています。

1995年~【ビッグバーサ ウォーバードメタル】

(写真/ゴルフトゥデイ編集部)

「ビッグバーサ メタル」の後継機種として発売された「ウォーバードメタル」は、ウォーバードソールという曲面形状の独特なソールで、ボールが拾いやすいように設計されました。

● 「ビッグバーサ ウォーバードメタル」のロフトバリエーションは9種類
2W:13.5度/3+W:13.25度/3W:16度/4+W:15.25度/4W:16.8度/5W:17.5度/7W:20度/9W:24度/11W:27度

ソールには「 HEAVEN WOOD 」の刻印がされています。

当時は3W、4Wをセッティングすることが主流で、5W以降の番手は売れないのではないか、と言われていました。

しかし打ってみると高い弾道のボールが簡単に打てて、グリーンが狙えるとアマチュアの間で評判になり、7W(ヘブンウッド)は、大ヒットしました!

1998年~【ビッグバーサ スティールヘッド】

画像提供/ANSER FREEK

「ビッグバーサ ウォーバードメタル」発売の3年後に、「ビッグバーサ スティールヘッド」を発売し、このモデルも大ヒットします。

「ビッグバーサ ウォーバードメタル」よりもクラウン部分に盛り上がりを付け、7Wのフェース厚は30ミリと「ビッグバーサ ウォーバードメタル」より1ミリ厚く、ヘッド体積も大きくなり、より安心感のある形状に進化しました。

当時は「ビッグバーサ ウォーバードメタル」よりも甲高いメタル打音が好まれ、ヒットした記憶があります。

このように、キャロウェイゴルフの歴史にはドライバーだけではなく、フェアウェイウッドも常識にとらわれない発想で進化していったのです。

現在に受け継がれるキャロウェイ フェアウェイウッドのソール形状

現行モデルでも、名作「ビッグバーサ ウォーバードメタル」や「スティールヘッド」の刃など、ソール形状を継承したモデルが発売されています。

フェアウェイウッドは、ドライバーやパターのように買い替えサイクルが早くありません。この機会にセッティングを検討してみてはいかがでしょうか。キャロウェイから発売されているフェアウェイウッドは、比較的シャローフェースのモデルが多く、ボールが上がりやすいことが特徴です。

ソールが広いモデルのほうがソールを滑らせやすいので、フェアウェイウッドが苦手な方には、ソールが広いモデルをおすすめします。

ライの悪い条件でのショットはミスヒットの確率が高く、正確性が下がります。無理してアイアンで打つよりも、ソールの広いフェアウェイウッドで打ったほうが結果がいいことが多いのです。

おすすめモデルはこれ!

キャロウェイ 「ローグST MAX 」FW(2022)

(写真/ゴルフトゥデイ編集部)

ソールが広く滑りやすいので、初級者~中級者におすすめ。

中古販売相場:1万6800円〜2万4800円(税別)

キャロウェイ 「エピック フラッシュスター 」FW(2019)

(写真/ゴルフトゥデイ編集部)

FWの中でも軽量モデル。飛距離が欲しい熟練ゴルファー向け。

中古販売相場:1万800円〜1万5800円(税別)

キャロウェイ 「マーベリック 」FW(2020)

(写真/ゴルフトゥデイ編集部)

「エピック」よりも小ぶりのヘッドで、ヘッドスピードの速い上級者向け。

中古販売相場:1万1800円〜1万8800円(税別)

\それでは、あなたのゴルフライフにGood luck!/

中山功一(ナカヤマ コウイチ)
かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。


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