左足上がりのライのボール位置は右足寄り。傾斜がキツイほど右足に近くなる
ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画・LESSON-9
傾斜からのショットのミスは、たいていの場合はセットアップが間違っていることが原因。正しいセットアップさえできれば、ミスは激減する。
このレッスン記事は、ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画の第9弾記事です。
写真/相田克己
左足上がりでは、1~2番手大きなクラブを持って傾斜なりに立つ
傾斜からのアイアンショットでは、何はさておき、なるべく体が楽な状態でアドレスすること。わずかな傾斜ならあまり気にしなくてもいいですが、傾斜がキツくなるほどこれが重要になります。
その前提で、左足上がりでは傾斜なりに立つ方法と、傾斜に逆らって立つ方法がありますが、僕は前者をおすすめします。傾斜に逆らって立つとロフトが立って当たるため距離感が出づらいから。ただし、傾斜なりに立つとクラブのロフトが寝て飛ばなくなりますから、1~2番手大きめのクラブを選択してください。
傾斜地ではアレコレ難しいことを考えず、振り幅と力感をセーブしたハーフスイングで打つのが正解!
90切りを達成する条件の一つに、自分にとって都合のいい状況をなるべく多く作り出すことがあげられる。ミスが出にくいクラブ...
左足上がりは傾斜が急なほどボールを右に置き、目標を右にとってアドレス
傾斜なりに立つと自然と右足に体重が乗ります。傾斜がキツいほど顕著になり、急傾斜になると右足一本で立つ感じになります。また、傾斜がキツいほどバランスがとりづらいので、その際はスタンス幅を広げて対応します。スタンス幅にかかわらず、肩のラインと傾斜が平行になった形でアドレスできればOKです。
ボールの位置は、真ん中から右寄りで急傾斜ほど右に寄せますが、右足の内側より右になることはありません。ボール位置を右にすることにより、打ち出しで右に出て左に曲がる球になるので、右に置くほど目標をやや右にとって構えましょう。
傾斜が急なほどボール位置を右にするが、右足の内側より右に来ることはない。
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