傾斜地はグリーンを向いてハーフスイングで打ちましょう!
小さめのスイングなら曲がり幅が少ない
平らなフェアウェイからはグッドショットが打てるのに、傾斜地からのショットでダフリやトップ、シャンクがよく出てしまう。これは90切りを目指すゴルファーたちの共通の悩みです。ショットに自信がついてきたのは素晴らしいことですが、傾斜地でも平地と同じスイングで打とうとするのは間違いです。
プロたちだって傾斜地でもフルスイングしているじゃないかと反論したくなるかもしれません。でもプロたちはフルスイングしているように見えて、力感を8割くらいにセーブしているのです。
その証拠にかなりの斜面でもフィニッシュでカラダのバランスが絶対に崩れません。打ち終わった後もその場でしっかり立っていられます。
これはショット能力が高いからで、一般のアマチュアゴルファーがプロのスイングをマネるとスイング中に体勢が崩れてボールを正確にヒットできなくなります。
ボールが曲がりやすいツマ先上がりでも、ハーフスイングならグリーンを狙える
傾斜に応じた体勢で構えるのも大事だが、フィニッシュまでバランスよく立てるようなスイングを実行することが傾斜地からのショットのマネジメントの大原則だ。
平地から8番アイアンで届く距離でしたら傾斜地では大きめの6〜7番アイアンを選択し、クラブを短めに持ってハーフスイングで打ちましょう。
トップとフィニッシュの両手が胸くらいの高さが目安で、力感は7割くらいに抑えるのがオススメです。
傾斜地の中でもツマ先上がりとツマ先下がりはボールが曲がりやすい状況です。
ツマ先上がりはフックが出やすいから目標を右寄りにとるとか、つま先下がりではスライスが出やすいので目標を左寄りにとるといいますが、これはプロやシングルゴルファーのように傾斜地でもフルスイングに近い振り幅で打てる人の話。
振り幅と力感をセーブしたハーフスイングなら曲がり幅を小さく抑えられるのでグリーン方向を狙いやすい。
スライスやフックを計算してグリーンに対してハスに構えるような難しいことをしなくていいのです。曲がりを計算せずにグリーン方向に打てればミスショットが自然と減ってきますよ。
伊能恵子
(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。
ちょっとカッコつけてみました。サーフボードは借り物です(笑)。




