ツマ先上がりは棒立ちでいい?ダフり・ヒッカケのミスはツマ先上がり用のアドレスで回避できる
ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画・LESSON-17
ツマ先上がりはダフリやヒッカケのミスが出やすいが、これはアドレスに原因があることがほとんど。ツマ先上がり用のセットアップを覚えれば、ミスを避けることは容易だ。
このレッスン記事は、ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画の第17弾記事です。
写真/圓岡紀夫
棒立ちのイメージで上体を起こしボールを右寄りにセットする
ツマ先上がりの傾斜ではボールの位置が高くなります。ノーマルなライの場合と同じようにアドレスすると、ボールが近すぎでバランスがとりづらく、ダフりやすくもなるので、棒立ちのイメージでやや上体を起こして構えます。
スタンス幅は肩幅くらいが目安です。ボールの位置は真ん中よりボール1個分ほど右を基準とし、傾斜がキツくなるほど右に寄せますが、右足より右になることはありません。
「スタンス幅=肩幅」、そしてボールの位置は真ん中よりボール1個分右が基準。傾斜がキツいほど右に寄せる。
目標より右を向いてアドレスし、フックを打つイメージをもつ
右からフックを打つイメージ。スタンスごと目標の右を向いてアドレスし、右に打ち出す
なぜボールを右に置くのかといえば、フックしやすいライだから。右に置くほどフックのイメージが出やすい。フックしやすい状況を逆手に使うのです。
ただし、どれくらいフックするかは番手によって違います。ショートアイアンなどロフトが多いクラブではより左に飛びやすくなり、ロフトが少ないクラブほど左に飛ぶ程度が和らぎます。
多かれ少なかれフックしやすいライなので、ターゲットの右を向いてアドレスし、右寄りのボールを右に打ち出しましょう。
前述したようにロフトのあるクラブの方が左に飛びますから、より右を向くことになります。ここで紹介している程度のツマ先上がりから9番アイアンでグリーンを狙うとしたら、グリーン右サイドのカラーを向く感じになります。
傾斜地からのショットは打つ前の素振りで感じをつかんでおこう!
傾斜地のショットには大きく分けて左足下がり、左足上がり、ツマ先上がり、ツマ先下がりの4種類がある。「共通しているのはシ...
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