ラフからのショットではライの詳細な確認が不可欠

ラフからショートアイアンで打つ場合、多くはグリーンを狙うショットになると思います。その際に不可欠なのは、ボールのライを詳細にチェックすることです。

ラフからのショットでは、インパクトで必ずボールとフェースの間に芝が挟まります。そのためスピンがかからずに飛びすぎることがありますが、ラフが深くて抵抗が強いと、逆に飛ばないこともある。素振りを含めてどちらになりそうなのか予測しておくことが必要です。

でも必ずショートする方は、ボールの沈み具合を把握できていないのだと思います。ラフにあるボールは多かれ少なかれ浮いています。見た目に沈んでいても地面とボールの間には狭い隙間がある。芝に乗っている感じならば隙間が大きいわけです。

ボールの浮き具合によってヘッドの位置を変えてアドレス

地面とボールの間に隙間がある場合、ノーマルなライのように芝を擦る、あるいはダウンブローに打つとフェースの芯ではなく、やや上めでヒットすることになります。ショートするのはこのためです。ボールを上から見ただけだと、どれくらい沈んでいるのかが判断できません。

ということで、ラフにあるボールのライをチェックするには上下の意識が必要になるわけです。

具体的にはボールの浮き加減によってアドレス時のヘッドの位置を変えますが、腕の曲げ伸ばしでアジャストするのではなく、やや立ち気味にアドレスすることで対応しましょう。これに伴い、スイングではノーマルなライに比べてヘッドの入射角が浅くなる。そのイメージをもってスイングすればショートは防げます。




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田渕信行(たぶち・のぶゆき)
1982年生まれ。2011年より地元大阪でレッスン活動を開始し18年に上京。感覚ではなく原理原則に基づいたレッスンを展開中。東京赤坂のM2GOLF赤坂、森守洋プロ主宰の東京ゴルフスタジオ、学芸大ゴルフスタジオに加え定期的に大阪でもレッスンをしている。