飛距離も方向性もアップするハンドファーストを身に付けたい!ポイントは体のターンと右手首の背屈です
いつでも90台でまわりたい!それならこれを覚えなきゃダメ!飛ばしと方向性に効くこと3選/その3
重田栄作プロによる、いつでも90台でラウンドするために絶対覚えてほしいこと、その3回目はハンドファースト。この打ち方ができるようになるとショットの精度が上がるため、ミスが減ること間違いなしです!
グリップが、ボールよりも目標側に位置するのがハンドファーストです
「ハンドファーストに構えましょう」とか「ハンドファーストでインパクトしましょう」など、ゴルファーならこんな言葉を聞いたことがあるのでは、と思います。
● ハンドファーストとは…グリップの位置がボールの位置よりも目標側にあること
● ハンドファーストの構えとは…グリップがボールより目標側に位置したアドレスのこと
● ハンドファーストのインパクトとは…グリップがボールより目標側に位置した状態でインパクトをすること(※アイアンの場合は左手の甲がボールより目標側に位置した状態でインパクトをすること、という理解でもかまいません)
ハンドファーストが推奨される理由はいくつかありますが…
(1)インパクト時のロフトが立つため飛距離が出る。
(2)適正といえるアタックアングル(入射角)を得られるため、ダウンブローのインパクトになりやすい。
(3)ダウンスイング時のキャスティング動作などを抑制する効果がある。
などが主なもので、飛距離、方向性ともにショットのクオリティを上げたいのであれば、欠かすことができない打ち方です。とはいえ、ハンドファーストを身につけることはなかなか難しく、そのためのポイントを知ることがマスターするうえでは必要になります。
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