飛行機の着陸のようにソフトにランディング!
みなさん、自分のスピン量知っていますか?ドライバーでは、2500〜3000回転程度が適正と言われているスピン量。実際に当スクールのお客様のショットを見ていると、この数値の方は伸びのある綺麗なボールが打てています。
空でグーンと伸びて、なかなか落ちてこないような球。バックスピンが適正に入っていると、空気を切り裂いてライナーで飛んでいきますね。テニスや卓球のスライスショットでは、ネット際の高さをギューンと伸びてバックラインまで届くようなボール。あれが綺麗なバックスピンのボールです。ライナー系の球を打つには、ラケット面をフラットに近い形でボールに当てます。ボールの真後ろから真っすぐ当てて押し出して行く感じです。
バックスピンが多いと揚力が働きすぎて、球が前ではなく上に上がっちゃうんです。しかも、バックスピンだけが多いってことはあんまりなくて、ほとんどの方はスライス回転が無茶苦茶強いから右にギューンと曲がって距離も出ない。
同じスライスショットでも、こちらは繋ぎのスライス。カットを強くして回転をかけて球を高く上げることで、時間を稼ぐようなボールです。ちょっとロブのような感じですね。こちらを打つときは、ラケット面をちょっと上に向けた形でをボールの上から下に、斜めに入れていきます。
まさに、ドライバーショットと同じです。ボールの後ろから真っすぐ当てると適正、上から下に入れるとスライス。なるべくボールの真後ろにクラブヘッドが来るようにするには、テイクバックでボールとヘッドの距離をなるべく遠くにすることが大事!左の腹筋がジワジワくるくらい、腹筋を使って遠くにヘッドを送り出します。遠くからゆっくりランディングして着陸する飛行機のような軌道で、ボールに向かってヘッドを下ろしていきましょう。
手だけで上げると、ヘッドが上には上がるけど後ろにはいかないので、直線的にクラブを下ろさざるを得ません。かなり上から下の角度が強くなって、自然とカット打ちになります。また、地面に向かって急降下するのでダフリも出るし、ボールを上からたたくようなトップも出ますから、これはどちらにせよ飛行機でいえば墜落です…。
道具でスピン量を減らすのも大アリ!
最近のクラブは低スピン化されてきていますので、クラブを変えるだけでもスピン量が抑えられるのは間違いありません。
球がふけ上がっちゃう人は、最新のヘッドに替えるだけでもスピン量は減ります。だけど、結局それで打ち方が修正できないのでは本末転倒。それに低スピン特化のヘッドは、どちらかというとアスリート向け。ちょっと難しいヘッドだったりもするんですよね。
ヘッドスピンが減りすぎると今度は球に揚力が働かなくなるから、空中から早く落っこちてきます。高さも出ないので転がしで距離を稼ぐしかなくなります。ある程度ちゃんとスピンが入ってくれることも必要ですから、スイングなのか道具なのか、自分に合ったクラブを選ぶためには、できればぜひプロのアドバイスを受けてほしいですね。
そして、絶対に試打してください!なんとなくで買っていいものではありません。なんせ、数万円するわけですからね!知り合いが新作を買ったらぜひ打たせてもらって、球筋をチェックしましょう(笑)
綺麗なボールが飛ぶ適正数値
私がいろいろ打った感覚だと、250ヤード程度が平均の人で、ロースピンモデル(PINGで言えばLST、CallawayやSRIXONでいえばLS)はギリギリ使えるかどうかというところ。一発飛ばすためにはいいけど、ちょっとミスするとドロップ気味のあまり感触が良くない球が出て、結果が悪くなりがちです。
逆に、ちょっと簡単とされるモデルのほうがいい結果が出ている人が多いですね。PARADYM Xなんてすごく合う人が多いですよ。中古も安くなってきた今、試すにはいいと思います!
ちょうどいい優しさとスピン量を知るには、ショップやスクールでちゃんと数字を計測しながら試してください。最近の計測機器はどれもかなり精度が高くて、測った数字の通りにコースでも結果が出てきます。
<適正な数値目安>
ヘッドスピード35~42m/s:3000回転前後、200~220ヤード
ヘッドスピード42〜47m/s:2500~2800回転、240~260ヤード
当スクールで見ていると、上記くらいの数字が最も適正で綺麗なボールが飛んでいる印象です。上記以上のスピードが出せる方は体の使い方はプロ級ということなので、ご自身の好きな球質を目指していろいろ調整してください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
文・名取 確
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逆上がりできないティーチングプロ(ペンネーム)
世田谷区在住。世田谷区喜多見で<ゴルフのある人生を共に歩もう>をテーマに、インドアゴルフ練習場EndlessGolfを運営しています。ティーチングプロと不動産業のリアル二刀流。一生ゴルフで感動し続けられる仲間をたくさん作りたい想いの溢れる40代です。




