「いつも一定に」これをないがしろにすると、スイングが良くてもいい結果につながらないことが…
ゴルフのマナーで最も気をつけるべきことは、「プレーファスト(PLAY FAST)」でしょう。素早くプレーをすることで自ずとリズムが生まれ、いい流れでラウンドできるはず。また同伴競技者等、他のプレーヤーのペースを乱すこともなく、迷惑行為も防げます。とはいえ、いくら素早くても無頓着なのは考えものです。
例えば…下記です。
● 番手毎のスタンスの幅はいつも一定ですか?
● 番手毎のボール位置はいつも一定ですか?
● ボールとカラダの距離はいつも一定ですか?
● アドレスしたときのグリップエンドとお腹の間隔はいつも一定ですか?
● アドレス時のグリップ位置はいつも一定ですか?
など…。アベレージゴルファーに上記のようなことを聞くと、「そんなこと、気にしたこともなかった…」という人がけっこういます。要するに、多くの人が「なんとなく」とか「いつもだいたいこんなふう」といった、ややアバウトな感覚でアドレスしたり、セットアップしたりしているようです。
もうお分かりだと思いますが、このような感覚だと仮にいいスイングができたとしても打点が不安定になり、ショットが安定しません。イレギュラーのケースを除き、グリップの握り方や向き、グリッププレッシャー、そして上記に挙げたようなことはいつも一定にしておくことが望ましく、これが打つたびにバラバラだとナイスショットの可能性が低くなってしまいます。
素早いプレーはゴルフの大前提。でも、素早さと無頓着は違います。
ピッタリ密着したキツキツグローブが、ナイスショットの可能性を広げる
これは無頓着というより今まで教わってないため、知らないためだと思いますが、初級者をはじめとしたハイハンデのアベレージゴルファーは「フィットしていないグローブを着けている」人がとても多いと感じます。ゴルフのグローブは「ピチピチ」とか「キツキツ」というのが一般的かつ普遍的。グローブに手を押し込むとか「これ、ちょっと小さくない…」といった感覚。手とグローブが強く密着していて、隙間がないのがある意味ゴルフの「フツー」です。
非常に有名なレジェンドプロは使用する前のグローブを水に浸けてその後乾かし、革を縮ませてから使っていました。手と密着していないグローブは、生地の緩みがあるためにグリップを強く握ってしまいがち。ご存知のようにグリップを強く握っても、ほとんどメリットはありません。逆にミスにつながることが増えるばかりです。
ウェアとのコーディネートを考えてグローブを選ぶのはいいのですが、ショットのことを考えると、手に強く密着するサイズを選ぶほうが無難でしょう。
密着ついでにもうひとつ…
「スクールやレッスンへ行くときにはゴルフウェアを着ましょう」と言うつもりは毛頭ありません。ただ、飛んだり跳ねたり走ったりしないとはいえ、ゴルフも一応スポーツ。そのため、あまりゆったりした洋服(普段着など)は避けたほうがいいでしょう。
スクールやレッスンを担当する者からすると、ゆったりした洋服はスイング中のカラダの動きが見えにくく、仮に改善すべきところがあったとしても、それに気づきません。スクールやレッスン後、どこかへ出掛けることもあるでしょうから、その際は仕方がないと思いますが…。
文・宮川岳也(みやかわ たけや)
USGTFティーチングプロ。埼玉県の練習場でレッスンを行っており、フリーランスのゴルフライターとしても活動している。


