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超話題のアイアン用カーボンシャフト・藤倉コンポジットの「TRAVIL(トラビル)」をコースで使ってみた!!

野村タケオのゴルフ実験室

2024/03/13 ゴルフサプリ編集部 野村タケオ

超話題のアイアン用カーボンシャフト・藤倉コンポジットの「TRAVIL(トラビル)」をコースで使ってみた!!

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。みなさんのアイアンのシャフトはスチールでしょうか?ひと昔前までは男性が使うアイアンのシャフトはスチールが当たり前みたいな感じでしたが、最近ではカーボンシャフトを使う人も増えてきました。藤倉コンポジットの「TRAVIL(トラビル)」というアイアン用カーボンシャフトも、まさに男子プロも使うしっかりとしたシャフトです。重量のバリエーションも多く、アマチュアでも使いやすいシャフトに仕上がっているとか。僕も以前からアイアン用カーボンシャフトをいろいろと愛用しているので、これは試さずにはいられません。ってことで、自分のアイアンに挿してコースで使ってみました!

<取材・文・写真提供 ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ>

「TRAVIL」ってどんなシャフト?

「TRAVIL」というシャフトがこだわったのは「落下角」。これは打球が地面に落ちるときの角度ですが、この角度が大きくなれば、より上からボールがグリーンに落下し、ボールが止まりやすくなるということです。「落下角」が大きくなれば、プロであれば硬いグリーンでもボールを止められるし、アマチュアは最近のロフトの立ったアイアンでもしっかりと高い球を打つことができるというメリットがあります。

「TRAVIL」には今までのアイアン用シャフトと同様、振り心地を損ねることなくスチールシャフトと同等のクラブバランスを実現する「メタルコンポジットテクノロジー」が採用されています。さらに「ラバーコンポジットテクノロジー」によりゴムの層がコンポジットされ、ソフトな打感と、緻密にコントロールされたシャフトのしなり戻りを実現しています。

TRAVIL,シャフト

マットな仕上げがなんともカッコいい!

デザインはマット仕上げのブラック塗装に、グレーのロゴとグリーン系のロゴマーク。これがなんともシックな感じで高級感もありカッコいい。ロゴデザインも個人的にはかなり好きです。ロゴのプリント面の裏面は全くなんのプリントもなく真っ黒。なので、裏刺しをすると、マット仕上げの真っ黒のシャフトになるんです。これがまたなんともカッコいい。光を反射して眩しくなったりもしないし、ヘッドに集中できる感じもします。

TRAVIL,シャフト

けっこうシッカリしてるけど高弾道。

僕が打ったのは「TRAVIL IRON 105 S」。カタログ数値で108g、トルク2.2の中元調子です。まずワッグルをしてみると、けっこうズッシリと重さを感じます。しなりもあまり大きくなく、マットブラックの色も手伝ってか、かなりハードなシャフトに感じました。

TRAVIL,シャフト

ボールを打ってみましたが、まず感じるのはやはりソフトな打感。ゴムの層があるおかげもあってか、本当に手に響かないんですよ。しなりは大きくはなく、けっこうしっかり感を感じます。振ってみるとそこまで重さは感じないのですが、手元から真ん中あたりがほんの少しだけゆっくりとしなる感じ。けっこうまったりとした感じです。スピード感もほぼ感じません。インパクトでもヘッドが走るような感じも少ないです。
弾道はけっこうな高弾道。振っている感じからは、そんなに球が上がる気はしないのですが、かなり球が上がるので不思議な感覚。スピン量はそこそこ入っている感じがするし、弾道も高いので、グリーン上ではけっこう止まります。飛距離が伸びている感じはあまりしませんでした。

すでに数ラウンド使っていますが、まったりしたしなりが振りやすいのと、操作性の高さも感じています。動かしたいように動いてくれるし、意図していない動きをしません。いかにもカーボンっぽいしなりの速さや、ハリ感はあまり感じず、スチールから挿し替えても違和感が少ないと思います。打ち込んでいっても頼りなさを感じないので、本当にしっかりとしたシャフトだと思います。でもある程度のしなやかなしなり感はあるので、フィニッシュまでの振り切りはいいし、やはりカーボン特有の打感のマイルドさは味わえます。使う人によってはキャリーが伸びて飛距離も少し伸びるかも。

TRAVIL,シャフト

どういう人やどんなヘッドに合うの?

基本的にしなって飛ばしてくれたり、つかまえてくれるシャフトではないので、どちらかというと中上級者に向いているシャフトのような気がします。いわゆるカーボンシャフトっぽくないシャフトだと思いました。でも、弾道は高くなるので、そのあたりはしっかりとカーボンシャフトとしてのメリットはあるんじゃないかと。新しく70g台のものも発売されたので、ヘッドスピードがあまり速くなくても使えるとは思います。ドローヒッターもフェードヒッターも、コントロールしやすいので使えると思います。

ヘッドに関しては、どんなものでも合いそう。マッスルバックでも使えるし、大きめでハイロフトのヘッドでもシャフトが負けることはないし、弾道を上げてくれるのでいいんじゃないかと。どちらかというと、今どきのヘッドに挿したほうがいい感じに仕上がりそうな気がします。

TRAVIL,シャフト

「TRAVIL」を数ラウンド自分のクラブに挿して使いましたが、けっこう気に入っております。カーボンぽさは少ないものの、しっかりとボールが上がってくれるし振りやすい。ただ、予想以上にシッカリとしているので「105 S」ではなくて、それより少し軽い「95 S」でも良かったかな~と思ったり。なんなら「85 S」でも問題なく使えてるかもな~という気もしています。リシャフトを考えている人は、今のシャフトよりも1段階軽いものを選ぶのがけっこうよかったりするかもしれません。ぜひ一度試打してみてください。

野村タケオ

ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。京都府出身。
様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。

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