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アイアンでダウンブローに打てるようになりたい!

【内海大祐のインドアゴルフレッスン】

2024/04/06 ゴルフサプリ編集部

ダウンブローに打てるようになる練習は?

今主流となりつつなるインドアでのゴルフ練習。限られたスペースでシミュレーターを使った練習は基本の確認やフォーム作りに最適。どんな練習をすればスコアアップに役立つのか? オールデイゴルフ馬橋店にてレッスン活動をおこなっている内海大祐プロに聞いた。今回はアイアンのスキルアップ!

アイアンで思ったように飛距離が出ないと悩んでいる人はインパクトの瞬間にロフトが増えて当たっている可能性があると内海プロ。

「飛球線から見てインパクトでヘッドより手がうしろにある状態、ハンドレートで当たっているからボールが高く上がらず、すぐに地面に落ちてしまう。長いクラブになればなるほど顕著で距離も出ません」(内海プロ)

インパクトでアドレスよりハンドレートで当たると(写真左)番手ごとの飛距離が出ない。しっかりとダウンブローにとらえたい(写真右)。

アイアンをしっかり打て、番手ごとの飛距離をしっかり出せるようになるうえで必須項目ともいえるのが「ダウンブロー」に打つことだ。

「ダウンブローに打つためにはどうしなきゃけないか? それは構えたアイアンのロフトよりマイナス2度でインパクトする、ということです。それにはロフトを立ててインパクトしなければなりません。そのためにはどうしなきゃいけないか? お分かりですよね? 絶対ハンドファーストです」(内海プロ)

ハンドファーストとはインパクトでヘッドよりもグリップが飛球線方向に先行している形。この形だけを作っても上手くはいかない。

「ハンドファーストのインパクトポジションになるためには腰が回転してないといけません。手だけでハンドファーストの形を作るとシャンクになります」(内海プロ)



手だけでハンドファーストの形を作ってもシャンクになる。(写真左)ハンドレートになっても飛ばない(写真右)

ではどのような練習をすればいいのか?

「クロスハンドでボールを打ってほしいですね。インパクトでハンドファーストで当たるためには左腕とシャフトが一直線のところで当てたい。それにはクロスハンドが一番イメージしやすい。この位置でインパクトできれば絶対ハンドファーストになっています。最初は腰の高さのトップでロフトを立てて打つイメージをつけましょう。これを練習して、次に通常のグリップでスイングしたとき、同じ体制、同じロフト角でインパクトでいるようになれば合格です」(内海プロ)

クロスハンドで構えると自然にハンドファーストになり、ダウンブローの軌道がイメージしやすい。
初めは小さなスイングでインパクトでロフトが立って当たる感覚を覚える。

内海大祐(うつみ・だいすけ)
ツアープロとして活躍した後、ティーチングの道へ。現在は千葉県松戸市・オールデイゴルフ馬橋店にてレッスン活動をおこなっている。
自身のYouTubeチャンネル(@user-ko7ov8su8w)のレッスンも好評だ。