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アプローチがミスなく寄る!スイングは変えずにクラブを替えてみて

スコアが5打よくなる! 藤田寛之が教える寄るアプローチの極意 第2回

2024/06/13 ゴルフトゥデイ 編集部

アプローチがミスなく寄る!スイングは変えずにクラブを替えてみて

アプローチはグリーン周りの状況やピンポジション、ボールのライなどによって高く上げたりコロがしたり、球筋を打ち分けることが求められる。今回はこの極意を伝授!

GOLF TODAY本誌 No.624/124~127ページより
取材・構成・文/小山俊正 撮影/相田克己 イラスト/北村公司 取材協力/葛城ゴルフ倶楽部

球筋の打ち分け方

極意1 一つの打ち方を極める

7番アイアンのスイング

ボール位置は右足寄り。ハンドファーストに構えて体の回転で打つ。
ボール位置は右足寄り。ハンドファーストに構えて体の回転で打つ。

PWのスイング

ボール位置は右足寄り。構え方や打ち方は7番アイアンとほぼ同じ。
ボール位置は右足寄り。構え方や打ち方は7番アイアンとほぼ同じ。

60度のウェッジのスイング

ボール位置が真ん中になるが、打ち方は変わらない。
ボール位置が真ん中になるが、打ち方は変わらない。

使うクラブのバリエーションを増やす

球筋を打ち分けるには、スイング(打ち方)を変えるか、クラブを替えるか。もちろん、どちらがよい・悪いはありません。前者はおもに1本のウェッジを使い、テクニックを駆使する方法で多くのプロが採用。後者はスイングは変えずに、状況に応じて最適なクラブを選択する方法で、私はこちらを採用しています。

その理由は「スイングは極力変えたくない」「クラブを替えることで球筋が変わるのなら、そのほうが合理的でシンプル」と考えるからです。一つの打ち方を極めることにより、スイングの再現性が高くなり、ミスヒットが減る。一つの打ち方=いつも同じ動きなら、プレッシャーがかかる場面でも体がスムースに動く、といった利点があります。

スイングのバリエーションより、使うクラブのバリエーションを増やす、というのが私の理論です。

状況に応じて、7番アイアンから60度のウェッジまで幅広く使うのが藤田流。
状況に応じて、7番アイアンから60度のウェッジまで幅広く使うのが藤田流。

極意2 クラブで球筋を打ち分ける

7番アイアン

ロフト角が立っているぶん低く打ち出されてランが多く出る。
ロフト角が立っているぶん低く打ち出されてランが多く出る。

PW

ある程度のキャリーが出てランも出る。
ある程度のキャリーが出てランも出る。

60度のウェッジ

ロフト角が寝ているぶん高く上がってランが少なくなる。
ロフト角が寝ているぶん高く上がってランが少なくなる。

寄るイメージがわく球筋を選ぶ

「ボールをグリーン面にキャリーさせることが第一で、状況判断とイメージ作りが大事。どんな球筋なら、ピンに寄るイメージがわくか。それを頭の中でしっかり描いて打ちましょう」(藤田)
「ボールをグリーン面にキャリーさせることが第一で、状況判断とイメージ作りが大事。どんな球筋なら、ピンに寄るイメージがわくか。それを頭の中でしっかり描いて打ちましょう」(藤田)

ミスなく寄せる「構え方」がある

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