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クリーブランド CVX 2 ZIPCORE ウェッジ を関雅史がコースで試打! アイアンがキャビティならウェッジもキャビティがいい!

クリーブランド CVX 2 ZIPCORE ウェッジ【PR】

2024/05/23 ゴルフサプリ編集部

クリーブランド CVX 2 ZIPCORE ウェッジ

最新テクノロジーを搭載し、使いやすさが世界のツアーで話題になっているクリーブランドのRTXシリーズウェッジ。いま新たに、そのテクノロジーにやさしさを加味したキャビティバックのウェッジが注目の的だ。「CVX 2 ZIPCORE」ウェッジがそれ。なんでもチャックリやダフリに滅法強くてハンパない寛容性があるらしい。ならば百聞は一見に如かず、ということでクラブのエキスパートでもあるプロ・QPさんこと関雅史がコースに持ち込み、その実力のほどを探ってみた。

V、S、C、3つのソールの特徴がくっきり。振り抜き抜群のVソール

CVX 2 ZIPCORE,関雅史

メーカーの調査によるとアマチュアが使用するアイアンのヘッド形状はキャビティバックが78%と圧倒的なシェア。なのにウェッジになると、なぜかブレードタイプが席巻してキャビティはわずか4%に止まっているという。アイアンに寛容性を求めてキャビティを使うなら、ウェッジだってキャビティがいいはず、という発想のもとで生まれたのが「CVX 2」だ。

特筆すべきは苦手を克服できるのみならず、さまざまなショットをやさしくするソール形状。いかなるシーンにも対応できるよう、ロフト別にVソール、Sソール、Cソールという3タイプのソール設計を取り入れた。QPさんが試打をしてまず感じたのはその効果だった。

「ウェッジってデザイン的にはほぼ決まってしまっているし、面積的にも大きくないので進化を実感しづらいと言われていますが、それがこんなにもやさしい方向に進化できる余地がまだあったんだな、というのが打ってみた正直な感想。ゴルフクラブの新たな可能性をすごく感じるモデルですね。とりわけいいのは、V、S、Cという3つのソールの特徴がハッキリ分かれていることです」

  • CVX 2
  • CVX 2

ということで、さっそく3つのソール形状、それぞれのインプレッションを語ってもらおう。まずはロフト46度から52度まで、2度刻みで4本ラインナップされているVソールから。

「Vソールはヘッドが多少上から入って入射角がキツくなってもダフりません。また、ボールを右に置いてランニングアプローチをする時もすごく使いやすいようにできている。これはリーディングエッジ側の面取りの効果でしょうね。ソールの後ろ側を削ってあるのもいいところです。普通はこの部分のソール幅が広いと、どうしてもフルショットした時の振り抜きが悪くなりがちですが、Vソールは一番当たりやすいソール部分を絶妙にカットしてあるのでフルショットしても気持ち良く振り抜ける。距離を合わせる場合とフルショットの両方に対応できるよう、よく考えられているなぁと思いました」

CVX2 ZIPCORE

Vソールの触れ込みは、“ダフリを恐れず気持ちよくフルショット!”。V字形のソールが、フルショットやスクエアフェースのショット時に抜けの良さを演出して、チャックリやダフリを軽減するということだが、まさにその通りの印象だったようだ。

Sソールは開いて使いやすくCソールはオートマチック感とマニュアル感が共存

  • CVX 2 ZIPCORE
  • CVX 2 ZIPCORE

お次はロフト54、56度の2機種に施されているSソール。バンカーや深いラフなどからフェースを開いて打つシーンでヒール側を削ったワイドソールが活躍。楽々一発で脱出できるというのがアピールポイントだ。

「54、56度のSソールはすごくフェースを開きやすいモデルです。実は今回、僕が一番スゴいと思ったのがこのSソール。なぜかというと、普通はヒールバンスを大きめに設けると、バンカーから出づらい人に特化したようなやさしいだけのウェッジになってしまうんです。もちろんそれはそれでアリなんですけど、このCVX 2 ZIPCOREはベタベタにやさしいビギナー向きとは明らかに一線を画していて、しっかりキャラが出ています。フェースを開いて打っても振り抜きがいいソールになっているところが秀逸。ソール幅が広いから安心感もあります。3つのソールデザインの中では一番画期的だなと感じましたね」

CVX 2 ZIPCORE
芝の上ではSソールによってスムーズな抜けを実現。ダフリにくいのもうれしいところ。
CVX 2 ZIPCORE
バンカーショットもバンスがしっかり効いて、楽々打てます。

トリはロフト58度に搭載のCソール。ヒールとトゥの両側を削ったことで、あらゆる場面で抜けが良くなり、フワッと上がる球が打ちやすくなったということだが……。

「Cソールはソールの後ろ側がガッツリ落ちていて、これが抜群の振り抜きの良さを生んでいると思います。普通はソールを広くすると、ボールを高く上げる時に、ちょっとのバンスでも結構大きくなってしまうものなんですが、面取りを工夫して、ソールの広さがありながらもバンスが大きくならないように作られているんです。だから、ちょっとアッパーに入れてボールを高く上げる、みたいなことも難なくできちゃう。スピンを入れにいくアプローチも自在に打てます。僕はこのへんのきめ細かさってすごく大事だと思っていて、あると思っていないところにバンスがあると、どうしても突っかかっちゃう。例えば中級者から上級者に行くためのテクニックを出そうとした時に、お助け機能がつきすぎているとテクニカルな部分が邪魔されるんです。その点、このモデルはセーフティさを担保しつつテクニックも使える感じがある。オートマチック感とマニュアル感がいい具合に共存しているんですよ」

  • CVX 2 ZIPCORE
  • CVX 2 ZIPCORE

ところでQPさん!キャビティだし、打感はどうなの?

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