メタル製ドライバーといえばテーラーメイド、という時代もあった

パーシモンドライバーが全盛だった1979年、テーラーメイドはメタル製のドライバー「ピッツバーグパーシモン」を発売して大ヒットさせました。

それでは、テーラーメイドの歴代モデルを見てみましょう。
1982年 ツアープリファードメタル
1995年 V921 チタン
1997年 V-10フォージドチタン
1999年 ファイヤーソールシリーズ
2000年 バーナーチタン
2001年 300シリーズ
2004年 R7シリーズ
2007年 バーナーシリーズ
2009年 R9シリーズ
2011年 R11シリーズ
2013年 RBZシリーズ
2014年 SLDRシリーズ
2015年 R15シリーズ
2016年 M1 M2シリーズ
2018年 M3シリーズ
2019年 M5 M6シリーズ
2020年 SIMシリーズ
2021年 SIM2シリーズ
2022年 ステルスシリーズ
2023年 ステルス2シリーズ
2024年 Qi10シリーズ

今回は、この歴代モデルの中から
バーナードライバー(2007)
M6ドライバー(2019)
SIM2 MAX ドライバー(2021)
この3モデルを比較してみます。

バーナードライバー(2007)

ヘッド体積:460㎤
ロフト角:9.5度、10.5度、13度
ライ角:59度
シャフト: RE*AX SUPERFAST
フレックス:R/SR/S/X
トルク:5.0(R)
素材・製法:6-4チタン
総重量:293g(R)
バランス:D5(R)
新品価格:¥56,000
バーナーシリーズは、中古市場でもコストパフォーマンスが高く、ロングセラーになったモデルです。
中古販売相場:¥8,800~¥5,300

M6 ドライバー(2009)

ヘッド体積:460㎤
ロフト角:9.5度、10.5度
ライ角:58度
シャフト:スピーダー661エボリューションV
フレックス:S
トルク:3.7
素材・製法:6-4チタンボディ+グラファイトコンポジットクラウン&ソール+9-1-1チタンフェース
総重量:311g
バランス:D2
新品価格:¥89,000
反発係数をルールぎりぎりまでチューニングし、直進性が高いと評判になったモデル。
中古販売相場:¥19,800~¥11,800

SIM2 MAX ドライバー(2021)

ヘッド体積:460㎤
ロフト角:9.5度、10.5度、12度
ライ角:56度
シャフト:テンセイブルーTM50
フレックス:R/SR/S
トルク:3.7
素材・製法:9-1-1チタンボディ&フェース+グラファイトコンポジットクラウン&ソール+アルミニウムリング
総重量:295g
バランス:D3(R)
新品価格:¥76,000
SIMもヒットしましたが、SIM2のほうが中古市場では人気です。フェース裏に樹脂を充填し、当時最大級のボール初速を実現したモデルです。
中古販売相場:¥35,800~¥21,800

3モデルの比較試打結果

今回の試打で、一番飛距離が出ているのはバーナードライバー(2007)でした。このモデルは長さが45.5インチで振り抜きやすく、フルチタンで音、打感も気持ちいいです。

M6は、インパクトでヘッドが走り、強い弾道のボールが出ました。SIM2よりも音、打感は良いです。

SIM2 MAXは、思ったよりも飛ばず、叩いても振っても飛距離は変わりませんでした。方向性は、良いのでシャフトとのマッチングを検討したほうがよさそうです。

正直なところ・・・バーナーが気持ちよく振れて、飛んでいることに驚きです。シャフトのマッチングもあると思いますが、私は、フルチタンの打感と打音が好きなようです。

中古市場では、過去10年間に発売されている5万~6万アイテムのクラブが流通しています。この中から自分に合うクラブを探すことは至難の業です。ヘッドの素材や形状、シャフトなどいろいろ試す中で、意外なモデルがしっくりくることもあります。

中古クラブショップであまり手に取らないクラブを試してみることで、新たな出会いが生まれることもありますよ。

それでは、あなたのゴルフライフに!
Good luck!

中山功一(ナカヤマコウイチ)
かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。


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