1インチ短いパターにしてみたら? パターの長さに迷ったときに考えるべきこと
わかりやすいように、スコアを例に挙げますが、3回に1回、または2回に1回程度、100以下のスコアでラウンドできるようになると、それなりにストロークもよくなり、パターへの関心度はもちろん、パッティングへの関心度も高くなると思います。
そして「自分は方向性がよくないなぁ…」とか「距離感がなかなかつかめないなぁ…」といった自身の問題点もある程度理解しはじめることでしょう。つまり、上達したがゆえの課題が見つかるわけです。
こうなると「自分にとってよい長さは?」といったことが気になりだし、いろいろと調べたりするはずです。
パターの長さに限ったことではありませんが、検索するとあまりにもたくさんの情報がアップされているため、何をチョイスしたらよいのか迷うばかり…。
ツアープレーヤー、パターデザイナー、クラブフィッター…etc、ゴルフの専門家がそれぞれの立場から、たくさんのアドバイスを発信しています。
そのどれもが正解で、何を選んでもよいと思いますが、まずはいま使っているパターより1インチ短いものにかえてみてはと、私は思います。
パターに限らず、長いより短いほうが、単純に操作しやすい・使いやすいはず。
長いとMOI(慣性モーメント)がどうとか、短いとストロークテンポがどうとか、いろいろなことがいわれています。もちろんこういった考えも大切です。
でも、ショット以上の繊細さが求められるパッティングはプレーヤーが操作しやすいものでなければよい結果に結びつかないのでは? と思います。
となると、前述したように長いより、短いほうが理に叶っていますし、そのうえでストロークの精度アップを目指して練習を重ねてほしいと思います。
宮川岳也(みやかわ たけや)
USGTFティーチングプロ。埼玉県の練習場とインドアスタジオでレッスンを行っている。
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