100ヤード以内の中途半端な距離、みんなどうしてる?
逆上がりできないティーチングプロのゴルフが上手くなる話|第75話
こんにちは。逆上がりの出来ないティーチングプロ名取です。100ヤード以内の正確な打ち分け。これはスコアアップの秘訣と言っても過言ではありません。できれば、キッチリ打ち分けたい!! というのは、皆さんの願うところでしょうけれど、半端な距離を打ち分ける練習なんてなかなかできませんよね。なるべく簡単に打ち分けが出来る方法、ないかな~?!
写真/ゴルフサプリ編集部
まずは飛距離の基準を作ろう
アプローチ練習でおススメなのは、まず自分の振り幅の基準を作る事です。とにかく、自分が振りやすい素振りの幅を3つ作りましょう。
(1)ショートアプローチ(ほぼ寄ると思える距離)
(2)転がすアプローチ(寄せワン狙いたい距離)
(3)30ヤードのアプローチ
(1)の素振りはパターで6~8m位を打つときの振り幅。腕をゆりかごのように左右に振っても、持っているモノがブレないようなスピード感です。
(2)この距離だと、スイングスピードが足りないのでスピンを入れるというのはテクニック&ウェッジの溝の力が必要です。アベレージゴルファーはまずコロコロと転がして、キャリー&ランが5:5になるイメージをして打ってください。
(3)30ヤードを「すしざんまいポーズ」の振り幅で打てるようになるのを目標にしましょう。アベレージゴルファーの皆さんは、手打ちでフォローの時にヘッドが上がってしまうのがダメ~!左「右の振り幅を揃える練習を必死でやってください!
どの振り幅も、肝になるのはスピードを出し過ぎない事。ヘッドの重みを感じて、ヘッドが勝手に落下する感覚。3~3kgのお米を両手で持ってゆりかごのように左右に振っても落とさないくらいのスピード感ですよ~。
手首を返すというか、手で振るとヘッドが加速しすぎてフォローでヘッドが高い位置まで来てしまいます。「カツーン」とトップしてグリーン奥に消えるのは、ほとんどこれが原因。これをなくさずしてアプローチの上達はありません。
この3つの基準ができたら第一段階はクリアです。
第二段階はどんな練習?
次のページ