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タイトリストの新ドライバー「GTシリーズ」を比較試打!野村タケオの感想は?

野村タケオのゴルフ実験室

2024/07/24 ゴルフサプリ編集部 野村タケオ

話題のタイトリスト「GTシリーズ」3モデルを比較試打!

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。先日「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」から選手たちへのシーディングが始まったタイトリストの新しいドライバー「GTシリーズ」。とにかく選手たちの評判が良く、すぐにバッグに入れる選手もいたほどです。プロがすぐに使うってことは、間違いなく現行モデルよりも優れていて、完成度が高いということ。これはめっちゃ気になりますよね。実は僕はひと足お先に試打をさせてもらってるんです。まだ詳しいテクノロジーなどについてはシークレットなのですが、とりあえず試打した感想を書かせてもらいます!

〈取材・文・写真提供 ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ〉

GTドライバーはとりあえず今回も3種類!

タイトリストの新しいウッド系のシリーズ、それが「GT」です。「TS」→「TSi」→「TSR」と「TS」という名前のシリーズが続いたのですが、今回から「GT」という名前になったんですね。名前が変わったということは、もしかしたら何か劇的に変化している部分があったりするのかもしれません。

今までのシリーズではまず3種類のヘッドがまず発売されました。現行モデルで言うと「TSR2」「TSR3」「TSR4」という3種類のヘッドがあり、その後「TSR1」というモデルが追加発売されました。今回も3種類のヘッドがまず発売されるようで(その後追加モデルがあるかどうかはわかりませんが)、それが「GT2」「GT3」「GT4」ということになっています。今回、僕はすべてのモデルをトラックマンで計測しながら試打させてもらいました。しかもボールはタイトリストの「プロV1 RCT」という、レーダー式の弾道測定器用に設計されたボールを使って計測しました。このボールは「プロV1」と全く同じ性能ながら、室内でのトラックマン計測でも屋外での計測とほぼ同じような正確な数値が出るんです。なので、ガチな数値を見ながらの試打となりました。

左から「GT2」「GT3」「GT4」
左から「GT2」「GT3」「GT4」

まず3つのヘッドを見比べてみましたが、やはり今までのパターンと同じで「GT2」が形状的には少し後ろに長くなっており、「GT3」は綺麗な洋梨形状。そして「GT4」は少し小ぶりなヘッドということになっていますね。

まずはGT2を打ってみましたよ~!

タイトリスト「GTシリーズ」

まず「GT2」を打ちましたが、構えてみると少しだけ後ろに長いといっても、かなり綺麗なヘッド形状です。そんなにシャローな感じではないですね。ソールのデザインは「TSR2」に近く、ウェイトがヘッドの後方にだけ付いているということも同じですね。

タイトリスト「GTシリーズ」

打ってみると、もうなんとも言えないくらいの柔らかくて気持ちのいい打感。フェースにひっつくような感じがします。打音も低めの音で、ほとんど金属系の音が混じりません。打感や打音というのは、現行の「TSR」でもかなりいいのですが、この「GT」はさらに気持ちよくなっている気がします。

タイトリスト「GTシリーズ」

弾道的には、けっこう球は上がりやすくスピンも少なめ。つかまりも現行モデルよりも良く、優しく打てるような気がします。そして初速が速い!実は僕が持っていった某メーカーのドライバーと打ち比べたのですが、だいたい初速で1~1.5m/sくらい速くなりました。当然飛距離も出ています。

タイトリスト「GTシリーズ」

GT3はウェイトの位置が前に来てますぞ!

タイトリスト「GTシリーズ」

次に「GT3」です。これは構えてみるともう本当に綺麗なヘッド形状。さすがはタイトリストという感じのシェイプです。ソールデザインは「TSR3」とかなり変わりました。ソールの後方部にあったスライド式のウェイトが、この「GT3」ではソールの前方部に来ています。単純に考えてそれだけ重心が浅くなっているということなんですかね。ヘッドは少しディープに感じました。

タイトリスト「GTシリーズ」

打ってみると「GT2」よりもしっかり感のある打感で、厚く当たるような感覚があります。そしてこれもかなり柔らかくて気持ちのいい打感。フェースに乗るというか、長くくっついているような感じがします。

タイトリスト「GTシリーズ」

弾道は中高弾道で、スピンは少なめです。つかまりがいいヘッドではなさそうですが、けっして難しいヘッドでもなさそうです。球筋のコントロールはしやすそう。そしてこれも初速が速い。フェースが弾いているような感覚はないのですが、初速は「GT2」と同じくらいでした。

タイトリスト「GTシリーズ」

GT4は小さいけどけっして難しくないっすね!

タイトリスト「GTシリーズ」

最後に小さなヘッドの「GT4」です。小さいと言っても、おそらく440ccくらいなんじゃないでしょうか。構えたときに少しだけ小ささは感じますが、不安になるほどではないですね。形状はこれも本当に綺麗な洋梨形状です。ソールの前方とヘッドの後方にウェイトが付いているのは「TSR4」と同じですね。

2つのウェイトの形状が同じに見えるので、またこれも前後でウェイトを入れ替えることができるんじゃないかと思います。

タイトリスト「GTシリーズ」

打ってみると、これはさらに締まった打感で、柔らかさもあります。しかし一番前に行くような感覚がありますね。弾道はこれが一番低そうですが、それでも中高弾道くらいでしょうか。操作性は一番ありそうですが、直進性も高く、意外に難しいヘッドではない感じ。そしてこちらも初速が出る!

タイトリスト「GTシリーズ」

実は僕は「TSR4」を使っていたのですが、それよりも優しく打ててボールも少し上がりやすいように感じました。やはりGTシリーズは全体的に少し優しくなってるのかもしれません。

タイトリスト「GTシリーズ」

とにかく打感が最高で、初速が出ます!

3種類のヘッドを打ち比べましたが、とにかくどのヘッドも打感が柔らかくて本当に気持ちいいです。そしてなぜだか初速が出るんですよ。ガチのトラックマン計測で、僕は初速60m/sってあまり出ないんですが、「GT」シリーズだと60m/sがバンバン出るし、61m/sとかも出ました。そしてキャリーも220ヤードを楽に超えてくるので、ランも含めると250ヤード近いショットがサクッと出るんですよね。トラックマンでこの数字はマジで嬉しいです。

そして現行モデルよりも、全体的に優しく感じました。ボールの上がりやすさもそうですが、ミスヒットした時の飛距離差も少ないんです。フェースのいいところに当たったときにはスピン量が2400rpmくらいでちょうどよく、トウ側の上に当たったりするとだいたい2000rpmくらいに減るんです。ミスヒットしてもスピンが減りすぎて飛ばなかったりってことがないんですね。曲がり幅も少ないです。このあたりの性能アップに関しては、構造になにか秘密があるんでしょうね。見た目的にはあまり変わっているように見えないのですが、打ってみると進化を感じました。どんなテクノロジーが使われているのか楽しみですね。

今回の「GT」シリーズ、とにかく顔もいいし、打感、打音もいい。やはりこのあたりはプロの使用率が高いだけあって、ニューモデルになっても絶対に変えられない部分なんでしょうね。そこが変わっちゃうとタイトリストじゃないということでしょう。それでいて優しさと初速がアップしているんですから、これはプロもついついすぐに使いたくなるってわけです。おそらくもうすぐいろいろと秘密が明らかになってくると思いますので、みなさま期待して待っていてくださいね~。

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ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ

ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。
京都府出身。様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。