『肩を水平に回す』感覚に慣れると、ゴルフが途端に上手くなる!?
飛距離アップも方向性アップもボールをしっかりつかまえることが大切。そのためにはいくつかのチェックポイントがあるけれど、肩を水平に回すこともとっても重要。できているか否か、自分のスイングを見直してみよう!
ボールは下にあるけど、カラダは横に回転する。この感覚に慣れることが必要です
数ヶ月に一度、100切りを目指すレベルのアベレージゴルファーとラウンドすることがあります。練習場ではそこそこうまく打てるのに、ラウンドになるとうまくいかず、目標スコアをなかなかクリアできないという人たちです。
私としてはこのタイプのアベレージゴルファーは、スイング中にカラダが動きすぎていると感じます。左右にカラダが揺れたり、伸び上がったり、起き上がったり…。要するにスウェーです。
カラダが動きすぎると、打点が不安定になるためよいショットはなかなか打てません。仮に下半身リードなど、理想的な動きができたとしても、ナイスショットにはつながりにくいものです。
ラウンドするゴルフ場によって多少の違いはあるものの、コース上は練習場のようにまっ平なところはあまりありません。足元が不安定なところで動きすぎてしまうと、ミスヒットしやすいことは自明の理でしょう。そのため、日頃の練習で頭を動かさないとか下半身をバタバタさせないといったことを強く意識しながらボールを打つことが大切だと思います。
スウェーとならんで、アベレージゴルファーの多くを悩ませるものに“肩を水平に回す”というものがあります。
SNS等のレッスン情報を見ると「肩は縦に回す」と言う人もいるため見解に違いはありますが、私は前傾した背骨に対して肩を水平に回すように意識していて、ゴルフスクールでもそのようにお話しすることが多いです。
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真っすぐに立って、両手を伸ばし、カラダを横に回す。
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すると、肩は自然と水平に回る。
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では、次は前傾をして、肩を回してみましょう。
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傾いた背骨に対して、カラダを横に回すことが大切。
肩を水平に回すことができないというのは、切り返し以降のダウンスイングで左肩が上がり、右肩が下がることを指します。言い換えると、左サイドが伸び上がっている状態です。人にもよりますが、このようになるとボールがつかまらない、フェースが開く、ダフる、トップする…などいろいろなミスを招きやすくなります。
ゴルフはボールが地面=下にあるため、肩をはじめとして、カラダを水平に回す感覚がとてもつかみにくいものです。野球やテニスならボールが水平に飛んでくるため、カラダも自然と水平に回転しますが、ゴルフではそうはいきません。練習を重ねて“ボールは下にあるけれど、カラダは水平(横方向)に回す”という感覚に慣れることが要求されます。
私は行いませんが、指導者のなかにはヒザ立ちになってティアップしたボールを打つドリルを推奨している人がいます。このドリルは肩を水平に回す感覚をつかむうえでは、とても有効だと思います。ヒザ立ちなので肩が縦に回転したり、右肩が下がったりすると即ダフります。もし左肩が上がって、右肩が下がるクセがあるなら試してみてもいいでしょう。
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