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平田憲聖の”ベタ足&腕振り”スイングを解説!2週連続優勝で今シーズン3勝目!

2024/09/10 ゴルフサプリ編集部

先週末に行われた国内男子ツアー「シンハンドンへオープン」(韓国開催)は平田憲聖が優勝。彼は前週に行われた「フジサンケイクラシック」に続く2週連続優勝。この優勝で今シーズン3勝目(ツアー通算5勝)、賞金ランキングは現時点で1位になった平田憲聖のスイングを解説。

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平田選手のスイングでもっとも特徴的なところは、いわゆる「ベタ足」で打つ点でしょう。ベタ足にはいくつかの利点がありますが、スイングの土台となる下半身の安定がその最たるものといえます。さらにベタ足で打てると、クラブのアタックアングル(入射角)がゆるやかになり、ドライバーの理想といえるアッパーブロー、もしくはレベルブローでヒットしやすくなります。ご存知かもしれませんが、アタックアングルがゆるやかなインパクトだと、ボールに過度なバックスピンがかかりにくいため飛距離アップが期待できます。

ベタ足以外でアマチュアゴルファーに見習ってほしい点が、腕をしなやかかつスピーディに振ってスイングするところです。ダウンスイング時の腰のキレもすばらしいため、カラダの回転を使っていないわけではありませんが、腕、そして手首を積極的に使ってスイングすることで、しっかりとボールをつかまえ、またヘッドスピードを速めています。

ハイハンデのアマチュアのなかにはカラダを回すことばかりにとらわれて、腕を振る動きがとても鈍い人がいます。ボールがうまくつかまらない、思ったほど飛距離が出ない、そんな人は平田選手を参考に、腕をしなやかに振ってスイングすることを覚えましょう。

背骨も頭も右に傾けず、ほぼまっすぐに立ってアドレス。これは男女を通じて、トップ選手の共通点。
カラダの回転、腕の振り、そしてコッキングをバランスよく使ってテークバック。
右足を踏み込んで切り返しを行うが、右足はベタ足のまま一気にフォローまで振り抜く。
カラダを左方向へ流さないため、腕がしなやかかつスピーディに振れる。

平田憲聖
ひらた・けんせい。2000年11月26日生まれ、身長170cm。ゴルフ歴7歳から。初シード選手として迎えた2023年の「ミズノオープン」で初優勝。さらに「日本プロ」で2勝目。今シーズンは2週連続優勝を含めて3勝を挙げて、ツアー通算5勝。


解説:宮川岳也(みやかわ たけや)
USGTFティーチングプロ。埼玉県の練習場とインドアスタジオでレッスンを行っている。

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