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パターが簡単!でもSWを使ったすくい打ちもOK! グリーン奥から打ち上げの50ヤード【中井学】

残り50ヤード攻略のコツを中井学がレッスン(8)

2024/09/15 ゴルフサプリ編集部

中井学

グリーンをオーバーしてしまい、奥からの打ち上げのアプローチとなった場面。グリーンの面が見えないと不安だが、こんなときの作戦の立て方は?
GOLF TODAY本誌 No.627/50ページより

25 ヤード以上飛ばさないアプローチも有効

ボールの場所からグリーンの面が見えないときは、打つ前に必ずピンの位置やグリーンの面がどのくらい使えるかを必ず確認しましょう。この場合はグリーンの面が割合広く使えますが、直接グリーンに乗せるとボールが止まらず、どんどんコロがってしまいます。奥からはグリーンが下っていることを考慮すれば手前のグリーンエッジの近くに落とすのが最善策といえます。

中井学

グリーンエッジまで届かせるならパターが有効だと思います。パターなら思い切りよく振れるし、インパクトで緩むこともない。芝が枯れる冬場のコースはもちろん、夏場でも有効な作戦です。怖がらずにぜひ一度トライしてみてください。成功率が案外高いことがわかります。

ボールを上げるならサンドウェッジで、すくい打ちの要領でスイングしましょう。一般的にダメといわれる「手首コネ打ち」ですが、この場合はキャリーが25ヤードくらい出ればOKですから、飛ばない打ち方が合っているのです。ボールを打ったらフェース面が自分の顔を指すようにクラブをすぐに立てるのが、いい意味でのすくい打ちのポイントです。

打つ前にピンの位置などを確認

中井学
グリーンの面がどのくらい使えるかを事前に確認しておけば、落とし場所を明確に決めやすくなる。

パターのフルストロークでグリーンに十分届く!

中井学
25ヤードくらいのロングパットのつもりで打つ。パターなら思い切りよくストロークできるのでグリーンに届きやすい。

SWのすくい打ちで25ヤードくらい打つ!

中井学
ボールが飛ばないフリップ打法なら、キャリーが30ヤード以上出ることはない。そのためスイングの安心度は高い

すくい打ちすればボールが飛ばない

中井学
手前のグリーンエッジまでと届けばOK。フリップ打法ならどんなに飛んでも30ヤードまでに抑えられる。SWでボールを上げるなら、フェースは開かずにスクエ アにセットしよう。
中井学

レッスン:中井学
なかい・がく/1972年4月14日生まれ、大阪府出身。2003年からプロコーチとして活動し、数多くのツアープロの初優勝に貢献。40歳を過ぎてからプロテスト合格を果たし、トーナメント出場。アマチュアレッスンにも定評があり、YouTubeの「中井学ゴルフチャンネル」では登録者約25万人の実績を持つ。

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