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1年の中でベストスコアが出やすいのはいつ? そこに合わせて14本を考える!【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】

ゴルフクラブに季節性はあるのか?(後編)

2024/09/22 ゴルフサプリ編集部

どういうセッティングにするのか? ラウンドごとではなく、1年で考えると正解が見えてくる!

クラブ選びのスペシャリスト・ダグ三瓶(みかめ)がアマチュアゴルファーへアドバイスをおくるコーナー。今回は前回に引き続き、季節に応じたクラブセッティングの考え方!

前回はシーズンインする前、3月までのクラブセッティングの考え方をお話させて頂きました。

「寒くなったらシャフトは軟らかくする」はウソ!? ゴルフクラブに季節性はあるのか?

クラブ選びのスペシャリスト・ダグ三瓶(みかめ)がアマチュアゴルファーへアドバイスをおくるコーナー。今回は常識とされて...

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春は短めがオススメ

今回はそれに続いて、4月~5月あたりから考えていきことにしましょう。

気候も良くなり、絶好のゴルフ日和もつづき、快適なプレーが増えることでしょう。
体が動きやすくなることは良いですよね!

ですが、冬の時期の練習不足、ラウンド不足からそこまで調子が上がってこない方も多いと思います。

そのため、ここでしっかりと打ち込むことができるかによって、夏以降の調子の上がり方が変わってきます。

ですが、クラブ的には、まだ短めがオススメです。

球筋的には、その短いクラブでも、しっかりとドローがかかってくる時期かと思いますのでやはりここでもつかまるようなクラブにすることは避けた方が良いでしょう!
逆につかまりが良くなってきたからと言って、つかまらないクラブにするのも時期尚早です!

クラブを替えなければ、スライサーの方も徐々に曲がりが少なくなってくる頃かと思いますので、攻め方を変えていってみましょう!

6、7月は夏ラフ対策を

6月、7月は雨のシーズンですから、ラウンド自体も減るかもしれませんね。ですが気温は上がってくるので体は動くようになってくると思います。
この辺りでは、夏のラフ対策で、ウェッジのバウンスを増やしておくのはありかもしれません!
また、同じ夏ラフ対策で、ショートウッドやUTを増やしてくのもありでしょう。
ただし、クラブスペックは無理に変える必要はないです。今までの流れの中での選択をしてきましょう!

この時期から夏ラフ対策に何が必要か考える。

8月はパターのロフトをチェック

8月ころになると、今度は夏の深いラフと遅いグリーンに悩まされ、ゴルフ場の難易度が上がっていると考えられます。

パターのロフトを増やしていくのも良いとでしょう。
遅く仕上がっているグリーンや、夏グリーンの芝目の長い高麗グリーン対策として、ロフト角で対処するのが良いと思います。

夏だからといって、シャフトを硬くするのはもちろんダメではないですが、この後、確実に寒くなっていくことを考えるとそういった対処療法はお勧めできません。

硬くするなら6月か7月くらいがギリギリだと思いますが、その時に硬くしすぎて調子が落ちてしまうなら、変えない選択肢の方が堅実だと考えています。
そうであれば、逆に、つかまりやすくなったクラブを利用して、徐々にフェード傾向に攻め方を変えていくのが良いでしょう。
スライサーの方は、いつもよりスライスしにくくなったり、逆玉の出る球筋を頭に入れてマネージメントするように心がけてください!

真夏に必要なのは実はパターのロフトチェック。

そして今の季節、何をすべき?

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