「構えてからモジモジしてしまうクセを直すにはどうしたらいい?」

A.「どこを狙うかをハッキリと決めてからアドレスに入りましょう!」

アドレスを作ったのはいいけれど、なかなかテークバックを始動できずにモジモジしてしまうというお悩みです。周囲から見ればイライラしてしまうし、自分でもどうしていいかわからず、そのうちカラダが固まって悪循環に陥ってしまうパターンですよね。

構えてからモジモジしてしまうのは、自分のルーティンワークがないからです。アマチュアの方々のラウンドレッスンでいつも思うことですが、アドレスの段階でボールを見ている時間とターゲットを見ている時間の比率を見るとボールを見ている時間のほうがずっと長いのです。

でもプロや上級レベルのゴルファーたちのルーティンワークを見ると、ターゲットを見ている時間のほうが長いことに気づくはずです。ボールの後方からフェアウェイ方向を見て、どこを狙ってどんな球を打つかをイメージし、そのイメージが消えないうちにクラブを構えてスイングをすぐに開始しています。クラブを構えてボールをずっと見ていては、ターゲット方向の映像イメージが消えてしまい、イメージどおりのスイングができなくなるのです。

自分なりのルーティンを確立させよう

モジモジしていると不安が増す一方ですし、自分で自分を硬直させてしまっています。構えてからどこに打つか、どんなスイングをするかを考えるのではなく、アドレスに入る前に考えて気持ちを整理しておくことが重要です。そうすれば構えてから余計なことを考えなくて済みます。アドレスしたら、あとはスイングするだけです。 

不安をアドレスまで引きずったり、決断しないままでアドレスに入ったりしては構えてから悩み出してしまうことになります。極論すればやることが決まっていないのだから、うまくいくはずがないのです。アドレスに入る前にショットのイメージを組み立てて、速やかにアドレスを作り、イメージが消えないうちにテークバックをスタートすることを習慣づけましょう。


北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。


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