1. TOP メニュー
  2. テクニックに効く
  3. アプローチ
  4. 【ボーケイ歴20年の藤田寛之が解説!】ウェッジはバウンスの「弾き」と「抜け感」が大事!

【ボーケイ歴20年の藤田寛之が解説!】ウェッジはバウンスの「弾き」と「抜け感」が大事!

スコアが5打よくなる! 藤田寛之が教える寄るアプローチの極意 第7回

2024/10/20 ゴルフトゥデイ 編集部

スコアが5打よくなる! 藤田寛之が教える寄るアプローチの極意

「寄せの達人」である藤田寛之には、さまざまな“こだわり”がある。それを参考にしてワンランク上のアプローチ術を手に入れよう。

GOLF TODAY本誌 No.629/112~115ページより
取材・構成・文/小山俊正  撮影/相田克己  取材協力/葛城ゴルフ倶楽部

スコアが5打よくなる! 藤田寛之が教える寄るアプローチの極意

こだわりのアプローチ術

極意1 2種類のバウンス角を使い分ける

ソールはやや広めでヒール側を落としている形状が好み。ウェッジは年に2~3回のペースで替えるという。
ソールはやや広めでヒール側を落としている形状が好み。ウェッジは年に2~3回のペースで替えるという。

ボーケイを20年以上使い続けている

私が愛用しているのは、タイトリストのボーケイ・ウェッジで、20年以上使い続けています。フェースの形状は、角張ったものより、丸みのあるものが好み。私はウェッジを開いて使うことが多いので、その時のフェースの見え方、いわゆる「顔」が、丸みのあるほうが馴染んで構えやすいからです。

一番重要視しているのは、バウンスです。インパクトでバウンスが地面に当たった時の「弾き」と「抜け感」が決め手。これは感覚的な部分ですが、クラブによって大きく異なるので、自分のフィーリングに合うものを見つけましょう。

サンドウェッジのロフト角は、58度の表記ですが、実際は少し寝かせて58・5度。バウンス角は8~12度くらいが好みで、別に4~6度くらいのローバウンスのものを用意。試合のコースセッティングにより、それらを使い分けています。

ボブ・ボーケイのクラブ作りの姿勢に惹かれた

以前は59.5度のウェッジを使っていたが、現在は58.5度のものを使用。「クラブデザイナーであるボブ・ボーケイさんは、試合会場に足を運び、多くのプロと直接会話をして、意見を取り入れながら、より良いもの
以前は59.5度のウェッジを使っていたが、現在は58.5度のものを使用。「クラブデザイナーであるボブ・ボーケイさんは、試合会場に足を運び、多くのプロと直接会話をして、意見を取り入れながら、より良いものを作っていく。その姿勢に惹かれて、ボーケイのウェッジを使い始めました」(藤田)
フェースを開いた時に、構えやすく方向性を出しやすいもの、バウンスがいつも同じように地面に当たるもの、というのがこだわりの一つ。
フェースを開いた時に、構えやすく方向性を出しやすいもの、バウンスがいつも同じように地面に当たるもの、というのがこだわりの一つ。

「弾き」と「抜け感」

インパクトで自分の思い通りにバウンスが弾いて、抜けていくか。これはソールの形状によって大きく異なる。打感はやわらかいほうが好みで、ボールとの相性も大事。
インパクトで自分の思い通りにバウンスが弾いて、抜けていくか。これはソールの形状によって大きく異なる。打感はやわらかいほうが好みで、ボールとの相性も大事。

7番からウェッジまで

実際に試合で使うのは、7番アイアンからサンドウェッジまで。1本のクラブで球筋を打ち分けるのではなく、打ち方は変えずにクラブを替えるのが藤田流。
実際に試合で使うのは、7番アイアンからサンドウェッジまで。1本のクラブで球筋を打ち分けるのではなく、打ち方は変えずにクラブを替えるのが藤田流。

藤田流・バウンスの使いこなし方に続く!

次のページ