アイアンを「上から打ち込む」ってどういうこと? ダウンブローとは違うの?
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
シングルさんは、上から打ち込むイメージは持たないようにしている
では、ダウンブローで打つとはどういうことか知っていますか? ダウンブローで打つとは、クラブヘッドがスイングの最下点に到達する前にインパクトすることです。スイングの最下点はボールより前になるので、ボールの先のターフが削り取られることになります。
ダウンブローで打つことで、インパクト時のロフトがアドレス時よりもやや立った状態になるため飛距離がでます。また、ボールに適正なスピンが入りやすくなるため、着弾後にあまり転がらずにピタッと止めやすくなります。
では、どれぐらいダウンブローで打つのが適正か知っていますか?トラックマンなどの弾道測定器の普及により、ダウンブローの度合いをクラブの入射角として把握することができるようになりました。入射角とはボールをインパクトする時のクラブヘッドが描く円弧の接線と地面との角度です。簡単に言うと、ヘッドがボールに対してどのような角度で入ってきたかを示す数値です。トラックマンのデータによれば、7番アイアンの入射角は、PGAツアーの平均で−4.3度、LPGAツアーの平均で−2.3度となっています。このデータはプロゴルファーが7番アイアンを2度~4度のダウンブローで打っていることを意味しています。
みなさんは、2度~4度のダウンブローと聞いて、上から打ち込んでいると思いますか? それとも、フラットに近いイメージだと思いますか? 私は打ち込むよりはフラットに近いイメージだと思っているので、アイアンを打つ時は上から打ち込むイメージは持たないようにしています。
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アイアンをダウンブローで打つためのオススメの練習方法は?
アイアンをダウンブローで打つためのオススメの練習方法を紹介させていただきます。それはパンチショットの練習をすることです。パンチショットとは、クラブをコンパクトに構えてインパクトの瞬間にスイングを止めてフォロースルーをほとんど取らないショットのことです。パンチショットで打つと、飛距離はそれほどでませんが、低い弾道で方向性が良くなります。パンチショットの打ち方自体はYouTubeで検索していただくと、多くのプロが紹介していますので、ぜひご覧になって練習してください。パンチショットが打てるようになると、アゲンストの風が強い場面や林の中から脱出する場面でも効果的ですので、スコアアップにつなげることができますよ。
それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。
もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。
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