フォーティーン「NEW TB-5 FORGED アイアン」こだわりの打感とヘッドシェイプで名器を継承
【鹿又芳典が語る】今こそ国産回帰の時!「国産新作クラブ特集」【PR】
丁寧かつ細部にまでこだわったモノ作りで日本人ゴルファーの感性に訴え続けてきた国産ブランドのゴルフクラブ。ここ数年でやさしさや使いやすさも一気にグレードアップし、今や正真正銘「日本人のための日本人のクラブ」となっている。そんな国産クラブの中からフォーティーン「NEW TB-5 FORGED アイアン」をカリスマフィッター鹿又芳典が解説する。
【鹿又芳典が語る】こだわったのは打感。手研磨で肉厚を調整した
前作のTB5は日本のゴルファーにすごく支持されたアイアン。ロフトは7番で30度。発売当時はどちらかといえばストロングロフト系のモデルで中級者がターゲットでした。
これは僕の勝手な解釈ですが、軟鉄鍛造の一枚ものでスッキリしたヘッドシェイプとバックフェースのデザインなのに、打ってみると驚くほど弾道が高い。ブレードアイアンを打っているような打感と、きれいな球筋が出たことが人気になった理由だと思います。何せTB5からTB5に買い替える人も多かったくらいですから。
今作でより洗練されたのは打感をはじめとするフィーリング面。これにより操作性のアップなどの相乗効果が生まれている。
ですからある意味、それをリニューアルするのはすごく難しいことだと思うのですが、そこにあえて取り組んだのが今回のNEW TB5。ベースを変えずにこだわり抜いたモデルです。その証拠にメーカーサイドも性能的には大きな変化がないことを謳っていますし、僕もその方向性は間違っていないと思います。
それで、どこにこだわったかといえば打感。バックフェースに手研磨で曲線を入れているそうですが、今の時代、量産モデルにそんな手のかかることをするなど誰も考えません。しかし、それをやることで狙ったモデルを送り出してきたわけで、ここがフォーティーンのこのアイアンに対するこだわりの一番大事なところだと思います。
【鹿又芳典が語る】変えてはいけない部分に触れず 精度と使用感のアップに特化
いずれのクラブもターゲットプレーヤーを絞って開発しているフォーティーン。NEW TB-5 FORGED('25)もそれを継承している。
ヘッドシェイプにしても、TB5を長く使っているユーザーから「もう少しこう見える方がいい」といったフィードバックを得て、それを形にしています。
ソールについては、長年にわたるウェッジの研磨からいくつもの成功例のパターンを得ていて、それが今回のモデルにも生かされていると感じます。ソールの厚さはキャディバッグに入っている時にはさほど厚く見えませんが、実際にはしっかりあります。
構えた感じはすごくシンプルで、よりシャープに感じます。ただ、やさしさはヘッドサイズとしてしっかり残されている。フェース部分は一切変えていません。
その代わり、こだわった打感はさすがに良くなっています。相乗効果もあるのか操作性もプラスされています。TB5ユーザーから見ると、TB 7にほんのり寄っている感じがするかもしれません。その意味ではTB5ユーザーのみならず、TB 7ユーザーも惹き付けるモデルになっていると言えるでしょう。
前作同様、ターゲットプレーヤーはゴルフキャリアが長めで、プレースタイルやクラブにこだわりをもっている熟練系アマチュアゴルファー。変えてはいけない部分はそのままに、精度と使用感のアップに特化したところは国産ブランドの面目躍如といったところでしょう
【開発者が語る】「見た目をシャープにするためトップブレードの前後をほんの少し面取りしました」
「すべてを直線で作ると打感が硬くなるため、ヘッドシェイプは曲線や曲率を重視して作っています。リーディングエッジやトップブレードなどからシャープな印象を与えるために、微細な面取りを入れています。ソール幅は変えていませんが、抜けがよくなる面取りも施してあります」(黒澤)
【開発者が語る】「より軟らかく心地良い打感のために肉厚を調整」
「今作は打感にこだわりました。初代TB-5もこだわっていましたが、より軟らかく感じてもらうためにバックフェース側の4つの曲面をつなげるように削りを入れて、肉厚を調整しました」(黒澤)
フィーリングのよさでショットの精度がアップ
打感の良し悪しが真の上達を促す
単一素材鍛造構造がもたらすピュアな打感は複合系構造ヘッドでは手に入らない。ナイスショットの爽快感はもちろん、ミスヒット時に打感でフィードバックできる性能にも大きな価値がある。
進化したシアターブレード
単一素材の軟鉄鍛造で軟らかい打感を実現するには、打点エリアの肉厚化が大きなテーマ。独自のシアターブレード構造により重心性能を変化させることなく肉厚を自在にコントロールしている。
NEW TB-5「3つのこだわり」
【1】クラブは美しくなければならない
熟練プレーヤーの美学に応えるデザインも大事な要素。マッスルバックに近い“鉄感”や“厚み感”をデザインのテーマとして開発した。
【2】あらゆるライに対応するユニバーサルソール
「D Jシリーズ」ウェッジがルーツのユニバーサルソールは、あらゆるヘッドの入射角に対応できるソール形状。今作ではラウンド形状をさらに洗練させ、あらゆるライでの抜けのよさを図った。
【3】シャープさとストレート感を意識できるセミグース
シアターブレードの改良に伴う肉厚調整の過程でトップブレードの厚みやネックの見え方などをブラッシュアップ。ヘッドサイズはそのままに、シャープさとストレート感を意識できるセミグース形状へと進化した。
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