スコッティ・キャメロンのソールに初めて“王冠”がスタンプされたモデルは? 入手しやすいお手頃価格のオイルカンシリーズ
CAMERONパターを中古クラブ専門家が紐解く VOl.9
中古ゴルフクラブ業界に携わっって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。今回は、独特な仕上げの代スコッティ・キャメロン・オイルカンシリーズについてお話します。
古いドラム缶みたいな独特な風合いを持ったオイルカンシリーズ
1995年に発売されたクラシックシリーズが3年間の販売を終えると、1998年にクラシックシリーズの仕上げをオイルカン仕様にした、オイルカンシリーズ7モデルが発売されました。
オイルカンシリーズは、オイルにドボンと漬けたような仕上げで、古いドラム缶をイメージして製作されました。このシリーズから初めてクラウン(王冠)スタンプが施されるようになりました。
見る角度から、色合いや風合いが変化するオイルカンフィニッシュは、スコッティ・キャメロンフリークの心をくすぐるものがありますが、一方でサビやすく、この仕上げを嫌う人もいました。
「OIL CAN CLASSICS」
Newport (ニューポート)
Newport2 (ニューポート2)
Santa Fe (サンタフェ)
Catalina2 (カタリナ2)
Coronado2 (コロナド2)
Laguna (ラグーナ)
Napa (ナパ)
定価:3万7000円
中古販売相場:1万5800〜3万2800円
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オイルカンシリーズが発売された同時期には、Newport Cameron&Co.も発売されて話題になりました。303ステンレスボディに、スターリングシルバーのインサート。華やかな雰囲気を纏ったモデルで、2500本の限定販売でした。
スターリングシルバーのモデルは、Long Slant、Mid Slant、も発売されプレミアが付きました。
ヘッドカバーは、豪華なシープスキン仕様のボンバーヘッドカバー。ヘッドカバーだけで最高値時は、4万〜5万円まで相場が高騰しました。
このモデルは、中古市場でも完全新品の状態の物は少なく、磨いていたり、リフィニッシュされた物が多いようです。
完全品(ミントコンディション):30万円〜
中古販売相場:7万8000〜18万8800円
それでは、あなたのゴルフライフに!
Good luck!
中山功一(ナカヤマコウイチ)
かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。
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