1. TOP メニュー
  2. スコアに効く
  3. グリーンが凍ってる! 芝が薄い! 冬ゴルフでもスコアを落とさないシングルさんのマネジメント

グリーンが凍ってる! 芝が薄い! 冬ゴルフでもスコアを落とさないシングルさんのマネジメント

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2025/01/27 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

グリーンが凍っている時は「手前から」がベスト

グリーンにシートをかけているところも多いですが、全てのグリーンにかけられているわけでもなく、ピン周辺部分だけにシートがかけられていることが多いです。グリーンでシートがかけられていない部分はどうしても凍ってしまいます。凍ったグリーンにボールが当たると、跳ねてグリーン奥まで転がってしまい、グリーン奥がOBならOBゾーンまで跳ねてしまうこともあります。ですので、グリーンが凍っている場合にはグリーンを狙うショットはグリーンエッジを狙うことが鉄則です。多少ショートしてグリーン手前からアプローチをすることになっても全然OKです。

グリーン手前からアプローチする時も多少距離が残っていても転がしがベストな選択です。高いボールで寄せようとすると、凍ったグリーンで跳ねてしまい、手前から攻めた意味がなくなってしまいます。冬のゴルフでは前半はグリーンが凍っているのを前提にグリーン手前から攻めるようにマネジメントする必要があります。

さらに難しくなるのが、凍ったグリーンも気温が上がることでだんだんと溶け始めます。ラウンドする時間や日の当たる状況によって、グリーンコンディションが刻々と変わることです。キャディさんがいればグリーンの状況を聞けばいいのですが、セルフプレーだとグリーンを歩いた時の感触や同伴プレーヤーのプレーを見て判断するしかありません。グリーンが凍っているようであればグリーンエッジ狙い、溶けているようなら通常通りピン狙いが正解になります。パターを打つ時も、グリーンが溶け始めるとスピードが最も遅くなり、乾いてくると急に速くなります。同伴プレーヤーのボールの転がりは参考になりますが、ラインが違えば転がりも違うので、正直打ってみないとわかりません。毎ホールグリーンスピードが変わることもありますので、3パットしてもガックリしないようなメンタルも必要になります。

“薄芝アプローチ”でアイアンやUTをぶっつけ本番で起用するのはNG

次のページ