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【大西翔太の新連載!】飛距離アップの第1歩はアドレスチェック!? アッパーブローで打ちやすい飛ばせる構えを作ろう

【オジサンでも飛ばせるドライバーレッスン!】 人気コーチ・大西翔太がわかりやすくレクチャー|筋トレ不要の飛距離アップ法 01

2025/02/11 ゴルフサプリ編集部

おおにし・しょうた

ゴルフは生涯スポーツというくらいだから長く続けたいと願う人は多いはず。だけど年齢とともに飛距離が落ちてきて楽しさが半減した。そんなオジサンゴルファーたちの悩みを大西翔太コーチが解決してくれるドライバーレッスンのシリーズ。第1回は簡単に飛ばせるようになるアドレスをレクチャーする。

構成/三代 崇 写真/中野義昌 協力/船橋カントリークラブ

ボールが5時なら頭は11時の位置にセットしてボールに正しく向き合おう!

アイアンのようにカラダを真っすぐに構えると飛距離が出ない

皆さん、こんにちは。プロコーチの大西翔太です。オジサンといわれる世代のゴルファーの方々は「カラダが硬くなって回りにくくなった」とか「若い頃に比べて飛距離が落ちてきた」といった悩みをお持ちのことと思います。

そこでボクがオジサンゴルファーでもすぐに飛ばせるようになるコツをお教えしましょう。カラダを柔軟にするストレッチやパワーアップのための筋力トレーニングなどは特別やらなくても大丈夫。ちょっとしたコツで飛距離アップが実現することを保証します。

まずアドレスをチェックしてください。ドライバーショットのボールの位置は左カカト内側の延長線上が基本です。それよりもボールを少し左側、あるいは右側に置くとしてもボール1個ぶんまでが許容範囲です。

ところがボールをスタンスの中央付近に置くと、アイアンに近いアドレスとなります。7番アイアンならボールの位置はスタンスの中央付近が理想ですし、ボールに対して真っすぐ向き合うように構えれば真正面からはカラダの軸が真っすぐに見えるアドレスとなります。

「ボールに対して向き合う」ということはとても大切で、これが守られていないとクラブにマッチしたアドレスが作れず、スイング軌道も安定しにくいのです。

自分のカラダを時計盤に見立てればドライバーのボールの位置は5時くらいのイメージです。7番アイアンの場合はボールの位置は6時ですから、頭の位置は12時で正解です。

ドライバーでボールを5時くらいの位置にセットしていても、頭が7番アイアンと同様に12時となるようにカラダを真っすぐ立てて構えると、ボールに対してちゃんと向き合っていないことになります。

バックスイングでカラダの捻転が不足しやすく、ダウンスイングではカラダが早く開いたり上から鋭角に打ち込んだりしてミスショットを誘発します。

7番アイアンのようにボールをスタンス中央(6時)に置き、カラダを真っすぐ立てたアドレス(12時)はドライバーにマッチしない。
7番アイアンのようにボールをスタンス中央(6時)に置き、カラダを真っすぐ立てたアドレス(12時)はドライバーにマッチしない。
ボールの位置が正しくてもカラダがボールに正しく向き合っていないとミスショットが出やすい。
ボールの位置が正しくてもカラダがボールに正しく向き合っていないとミスショットが出やすい。
バックスイングでカラダが回転しにくかったり(左)、ダウンスイングで鋭角に振り下ろしたりしやすい(右)。
バックスイングでカラダが回転しにくかったり(左)、ダウンスイングで鋭角に振り下ろしたりしやすい(右)。

飛ばしのアドレスは「5時ー10時」?

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