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【大西翔太の新連載!】飛距離アップの第1歩はアドレスチェック!? アッパーブローで打ちやすい飛ばせる構えを作ろう

【オジサンでも飛ばせるドライバーレッスン!】 人気コーチ・大西翔太がわかりやすくレクチャー|筋トレ不要の飛距離アップ法 01

2025/02/11 ゴルフサプリ編集部

アッパーブローにとらえやすい体勢で構えることがドライバーの飛ばしの基本

ボールをフェースの芯でとらえやすくし、パワー効率を上げるには「クラブの入射角」が重要なポイントです。7番アイアンのように芝の上のボールを打つなら、ボールを6時、頭を12時の位置にセットして構えればダウンブローにヒットしやすくなります。

ドライバーの場合はティアップしたボールを打つわけですから、クラブヘッドがスイング軌道の最下点を通過し、上を向きかけたポジションでインパクトを迎えるのがベスト。つまりアッパーブローが理想的な入射角です。

ボールの位置が5時なら、ボールに対して真っすぐ向き合うとすれば頭は11時くらいにセットし、上体を少し右に傾けた体勢で構えましょう。

やや斜め後方からボールの右上を見る感じで立ち、体重は6対4くらいの割合で右足に多めに乗せておきます。そうすればバックスイングで右足を軸にしてカラダを回転しやすく、深い捻転によって飛ばしのパワーがたくわえられます。さらにキレイなアッパーブローの軌道でボールをとらえやすく、パワー効率が上がって飛距離がアップします。

ただし、頭の位置が10時近くになるまで上体を傾けすぎてはいけません。極端なアッパーブローもすくい打ちとなるのでNGです。

ドライバーはアッパーブローに打つのが基本と頭では理解していても、自分の気づかないうちにボールの位置がズレていたり、ボールに対して正しく向き合っていなかったりしているケースがとても多いですから、アドレスに間違いがないかを最初に確認しましょう。

ボールが5時くらいの位置なら頭は11時くらいにセットしてボールと向き合おう。
ボールが5時くらいの位置なら頭は11時くらいにセットしてボールと向き合おう。
上体を少し右に傾けて体重の6割を右足に乗せて構えるのがドライバーのアドレス。
上体を少し右に傾けて体重の6割を右足に乗せて構えるのがドライバーのアドレス。
右足軸でバックスイングしやすく、飛ばしのパワーをためやすい。
右足軸でバックスイングしやすく、飛ばしのパワーをためやすい。
アッパーブローにとらえやすく、パワー効率が格段にアップする。
アッパーブローにとらえやすく、パワー効率が格段にアップする。
おおにし・しょうた

大西翔太
おおにし・しょうた

1992年6月20日生まれ、千葉県出身。水城高校ゴルフ部を経てティーチングプロの道に進む。日本プロゴルフ協会公認A級の資格を取得。現在はジュニアゴルファーの育成に尽力する一方で青木瀬令奈のコーチ兼キャディをつとめる。メンタルやフィジカルの知識も豊富で、24年は安田祐香のメンタルコーチとして初優勝に貢献。女子プロの大西茜は実妹。

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