ピン「G440」はアイアンはグリーンを狙える飛びが自慢! 飛距離と高さと打感が魅力の「飛び重心」設計ヘッド
石井良介が試打レポート:ピン G440 アイアン【PR】

「飛び重心」を引っ提げて飛距離アップに本腰を入れたピンのG440シリーズ。そのスピリットとテクノロジーは新登場のG440アイアンにもしっかり反映されている。ということで今回は試打職人・石井良介が話題沸騰のG440アイアンをテイスティング。前作G430アイアンと変わった点、リアルな性能はどうなのかを探った。
打音、打感がともに向上、見た目スッキリのやさしいヘッド

G440アイアンでおさえておきたいポイントは以下の3つ。
1 飛距離性能の最適化
2 高い寛容性と優れた打音・打感
3 番手別パフォーマンスの最適化
1の「飛距離性能の最適化」については、まずホーゼル側のフェース高が低くなったことに注目。これによりヘッドの強度が増し、G430アイアンに比べて約9%もフェースを薄くすることが可能に。フェースのたわみ性能の向上にも成功した。
また、バックフェースに新しい衝撃吸収バッジ「ピュアフレックス」を装着したことで余剰重量をヘッドの下部に再配置。前作比約3%低重心化が促進されている。G440アイアンもシリーズの他のクラブ同様、飛距離と打ち出しの高さでグリーンを狙える飛び重心設計というわけだ。


2の「高い寛容性と優れた打音・打感」については、雨天時や芝に付着した露などを考慮し、疎水性の高いハイドロパールクローム仕上げを施し最適なスピン量のショットを可能にした。もちろん重量の周辺配分もさらに進化して寛容性がアップ。ワイドソールと深低重心設計も加わりオフセンターヒットからダフりまで、あらゆるミスヒットをカバーして安定したパフォーマンスを発揮できる。
新設計の衝撃吸収バッジ「ピュアフレックス」は、打音と打感の向上にも貢献。G430アイアンでは中央部が薄めの設計だったが、G440アイアンでは中央部を最も厚くした。ピュアフレックスはフェースのたわみを失わない仕様で4パーツに分かれた設計を挿入。フェースの広範囲で前作を上回る心地よい打感と打音を実現した。
3の「番手別パフォーマンスの最適化」については、Gシリーズユーザーはロフト56度のウェッジの使用率が高いことから、この番手を基準にウェッジのロフトピッチを変更。G430アイアンでは5本だった構成を、42、47、52、56度の4本構成にした。なお、56度のウェッジはホーゼル側のリーディングエッジが前作より33%薄い設計。砂に入りやすく、かつ潜りすぎないワイドソールと、名器「EYE2」を彷彿させるオフセットの設計でバンカーショットを味方にする。

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