ピン「G440」はアイアンはグリーンを狙える飛びが自慢! 飛距離と高さと打感が魅力の「飛び重心」設計ヘッド
石井良介が試打レポート:ピン G440 アイアン【PR】
アゲンストの7番で167ヤード。とにかく球が上がって飛ぶ

G440アイアンの概要がわかったところで、ここからは石井の試打インプレッションをご紹介。まずは、見た目や構えた印象から。
「ピンのアイアンといえば、ヘッドが大きかったりボリュームがあるなど特徴的なデザインが多い印象ですが、G440アイアンはバックフェースのデザインがカッコよく、洗練されてスタイリッシュになりました。トゥ側が大きめでヘッド自体が長く見えたG430アイアンに比べるとコンパクトになり、スッキリして重たい感じがなくなっています。ネックが細くて長いのもスッキリ見えるポイント。アドレスした時にしっくりきて、とても構えやすいデザインです」
続いて、打感や打音、飛び性能について、一気に聞いてみた。
「打感もG430とは違いますね。パチンと弾く感じはありますが陶器っぽいと言うか、独特の軟らかさがあります。G410アイアンやG425アイアンは、フェースが肉薄で弾く感じが前面に出ていました。今作もフェースは薄くてたわむと思いますが、これまでのアイアンと比べても明らかに軟らかいです。バックフェースのバッジの影響だと思いますが、人工的な感じながらも軟らかい感じと弾く感触がミックスされています」

「何球か打っているとG430アイアンの雰囲気もちょっと残っているようで重心距離の長さを感じます。でも、トゥ側が重い感じはありません。あらためて感じるのは、ピンのアイアンのやさしさ。個人的にG430アイアンにはトゥが落ちるイメージがあり、その影響でスイング中にフェースが開く感じをもっていましたが、それがG440アイアンにはないので、一層やさしくなった感じがするのだと思います。飛ばすのも大事ですが、アイアンは狙ったり止めたりしなければならないクラブ。その本質をしっかり反映させてくれました。とにかく球が上がりやすいです」

「もちろん飛び性能も高く、計測したデータではややアゲンストでも7番で167ヤード飛びました。スピンも適度に入っています。ただ、アイアンの主目的は距離を刻むことなので飛べばいいわけではない。そこは考え方次第ですが、飛ぶことによってプレッシャーが軽減する人も一定数いますから、そこはどれを選ぶか。前作に比べると振り心地や扱いやすさは格段に良くなっていますし、ミスヒット時の寛容性も圧倒的に上。ゴルフを楽しむための選択肢がまた一つ増えたと考えていただければいいでしょう」
【詳細はピン公式ホームページへ】
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