ヘッドスピード別・5番アイアンの適正ロフト角と飛距離を知ろう!
吉本巧のゴルフギア教室 第56回

ヘッドスピード40m/sなら、5番アイアンは何ヤード飛べばいいの? イメージした飛距離が出ないのは、ヘッドスピードに対してロフトなどのスペックが適していないからかもしれない。そこで、ヘッドスピード別に適正ロフト角と飛距離の関係を、ギアに詳しいプロコーチ・吉本巧が解説する。
適正飛距離の目安は160〜180ヤード
5番アイアン(以下5番)の適性ロフト角はヘッドスピードによって変わります。なので、自分のドライバーのヘッドスピードと、いま使っている5番のロフト角を確認してから読んでいただくと、使用中の5番が適正か否かがよくわかります。
また、理想的な飛距離がわかれば、クラブがオーバースペックなのかアンダースペックなのかもわかるので、今後の番手構成の参考にもなると思います。
まずはロフト角ですが、ここでは以下の4つに分けます。
22度以下 ストロングロフト
23〜24度 ややストロングロフト
25〜26度 近年の標準ロフト
27度以上 ウイークロフト
あくまで目安ですが、ロフト22度以下はヘッドが大きい、いわゆる飛び系アイアンに多く、23〜24度はポケットキャビティ系。25〜26度はキャビティバック、27度以上になるとマッスルバックのアイアンになります。キャビティバックについては、ポケットキャビティやマッスルバックに寄ったモデルもあります。

ヘッドスピード別・6番アイアンの適正ロフト角と飛距離を知ろう!
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