1. TOP メニュー
  2. ゴルフギアにお悩み
  3. クラブ選び
  4. コブラ「DSアダプト ドライバー」プロの間で飛ぶと噂のニュードライバーの実力を診断!

コブラ「DSアダプト ドライバー」プロの間で飛ぶと噂のニュードライバーの実力を診断!

気になるギア|コブラ DSアダプトドライバー

2025/03/13 ゴルフサプリ編集部

新製品はもちろん、ツアーでプロが使って話題のものや、ゴルフショップで売れ行き好調など、気になるギアを実際に試して、その使い心地を素材や設計の特徴とともに紹介。今回は33通りもの調整が可能なコブラ「DS アダプト」ドライバーを取り上げる。

GOLF TODAY本誌 No.634 86〜87ページより
取材・構成・文/大塚賢二
撮影/相田克己
協力/サザンヤードCC(茨城県)

バリエーションが4モデルに増加、33ポジションの新しい調整機能の搭載で、ひとりひとりの最適弾道で飛ばす!

コブラ DSアダプトドライバー
MAX-K(左上)MAX-D(右上)LS(左下)X(右下)

飛ばしの方程式を大きく変えて来たように感じる

「扱いやすくなった」と言うのが、コブラの最新作「DSアダプト」シリーズを試打した第一印象です。これまでのコブラのドライバーは、高初速&低スピンで飛ばそうという設計で、3モデル展開ながら、いずれも高初速&低スピンでヘッドスピードが速い人だけが飛ばせるクラブと言う印象でした。

最新作は4モデルになったと同時に新しい調整機能も搭載して、ゴルファーひとりひとりに最適な打ち出し角、初速、スピン量で飛ばすことに飛ばしの方程式をシフトチェンジしたように感じます。

LSはアスリート向けに高初速&低スピンのままですが、他の3モデルは高初速は共通ですが、球のつかまりや打ち出し角、スピン量はLSより増やし、調整機能との相乗効果で、より多くのゴルファーが最適弾道で飛ばせるようになったと感じました。

クラブを振った時の重量感も軽くなって、平均的な日本のアベレージゴルファーが振り切れるようになっています。ハードヒッターが飛ばせる「コブラ」からみんなが飛ばせる「コブラ」になりました。

タイプ別に大きく違う形状と重心
コブラ DSアダプトドライバー
LSは浅重心、Xは中間、MAX-Kは深重心、MAX-Dはつかまり重視のウェイト位置。また、LSはディープバック、Xはミドルバック、MAX-KとMAX-Dはシャローバックとヘッド形状も変えている。
新しい調整機能の効果をトラックマンで確認
コブラ DSアダプトドライバー
コブラ DSアダプトドライバー
新しい調整機能は驚きの33ポジション。その中から、スタンダード、最も高い、最も低い、最も右、最も左のポジションにセットして弾道を計測。上下は最高到達点が約20ヤード、左右は約26ヤード変化した。
モデルごとの違いを試打評価

DS-ADAPT LSドライバー|高初速、低スピン、つかまり控えめ アスリート向けモデル

コブラDSアダプトドライバー

球のつかまりは控えめで、打ち出しは低め、そして4モデルの中で最も低スピンです。ロフト10.5度であれば球の打ち出しが確保できるのでヘッドスピード44m/sくらいあれば、難しさを感じずに飛ばせます。ただし、ロフト9度になるとさらにつかまりとスピンが減るので、アスリート向けになります。

ロフト/9、10.5度
シャフト/SPEEDER NX for COBRA(R、SR、S)、他
価格/9万9000円~

DS-ADAPT Xドライバー|ニュートラルな高さとつかまり最低限のスピン量を確保

コブラDSアダプトドライバー

基本的にはニュートラルな球のつかまりと上がりやすさですが、少しつかまって、少し上がりやすさを感じます。ヘッドスピード42m/s以上あれば、ドロップの心配がない程度の低スピンです。弾きでボール初速が上がりますが、球のつぶれ感のある打感です。どちらかと言えばドローを打ちやすいタイプです。

ロフト/9、10.5度
シャフト/SPEEDER NX for COBRA(R、SR、S)、他
価格/9万3500円~

DS-ADAPT MAX-Kドライバー|フェースのどこに当たってもほとんど曲がらない10Kモデル

コブラDSアダプトドライバー

ほぼ10Kの大慣性モーメントモデルです。極端にトゥ側、ヒール側に外して試打しましたが、飛距離はそれなりに落ちますがほとんど曲がりません。また、ヘッドが軽く感じるので振りやすく感じます。オートマチックに球がつかまって上がって、ボール初速の速さでラクに飛ばせるオートマモデルです。

ロフト/9、10.5、12度
シャフト/SPEEDER NX for COBRA(R、SR、S)、他
価格/9万3500円~

DS-ADAPT MAX-Dドライバー|ストレートボールを打ちにくいほど球のつかまりがいい

コブラDSアダプトドライバー

「MAX-D」の名前の通り、つかまりMAXと言った感じです。それほどフックフェースではありませんが、ライ角と重心角で球がつかまります。ストレートボールを打つつもりで振っても、自然とハイドローになります。低スピンと言うより適正スピンです。スライスやプッシュアウトが多い人にオススメ。

ロフト/10.5、12度
シャフト/SPEEDER NX for COBRA(R、SR、S)、他
価格/9万3500円~

データを計測しながら試打すれば最適弾道が得られる

4つのタイプで球のつかまり、打ち出し、スピン量が変わります。その上、調整機能でもかなり球の高さとつかまりが変化します。計測器を使用して、今使っているドライバーのデータで過不足があるところを、4モデルのどれかでカバーすれば、飛距離や方向性をクラブで変えることが出来るので、計測器を使って、4タイプすべてを試打することをオススメします。

高橋良明

テスター・高橋良明(たかはし よしあき)

1983年生まれ、41歳、東京都出身。2013年プロ入会。ツアーにチャレンジする傍ら、多くのゴルフメディアでクラブの試打を行って来たベテランテスター。現在はアマチュアのレッスンを行っている。サザンヤードCC所属。

来週発売! コブラ「DS-ADAPT」シリーズドライバーの最新ホーゼル「フューチャーフィット33」は何がすごい!?

4つのヘッドをラインナップする、コブラ「DS-ADAPT」シリーズが2025年3月8日に発売される。ニューモデルが出るたびに『飛ぶ!...

あわせて読みたい

リッキー・ファウラーのオンとオフをイメージしたゴルフアパレル「FFTK ORANGE COLLECTION」が発売

プーマ ジャパン株式会社(本社/東京都品川区大崎2-1-1 Think Park Tower18F)は、スタイリスト熊谷隆志氏のディレクションのも...

あわせて読みたい