1個約350円。新開発コアを採用して飛距離性能アップ
キャロウェイのボールの中でも特別にソフトなフィーリングはそのままキープしながら、「ハイパーエラスティック・ソフトファスト・コア」というボールのエンジン部分の素材の配合を新しくしたことで、前モデルより飛距離性能がアップしたという。
特にドライバーショットを始めとしたロングショットで、初速がアップして、キャリーで飛ばせるようになったようだ。
コアを新しくしたことで、飛距離だけではなく、ミスヒット時にサイドスピンが軽減するというプラスも獲得して、方向性が良くなったらしい。「ハイブリッドカバー」を採用したことで、ロングショットからショートゲームまで、狙い通りのパフォーマンスに答えてくれるボールに仕上がっているという。
ボールカラーはホワイト、レッド、イエロー、そしてスプレーを帯状に吹き付けたスプラッターデザインのブルー、レッド、ピンクをラインアップ。
今回は、ブルーのスプラッターデザインの『SUPER SOFT SPLATTER 360 BLUE ボール』をテストすることにした。この価格帯のボールは、近年、競うように高性能になっているので、大いに期待をしながらの試打ラウンドになった。
試打した日は、気温-1℃〜16℃で、快晴、微風、グリーンは9.5フィート。
強烈なつぶれ感のぶっ飛び2ピースボール
『SUPER SOFT SPLATTER 360 BLUE ボール』を使用してラウンドし、わかったことを挙げる。
打音打感
音量はやや控えめ、硬質系で残響が少ない大人しい音質。
打ち応えはやわらかく、潰れ感強烈。手応えは薄目だが、抜けるような芯感が良い。
弾道スピン
低めの高弾道。全体的に低スピンで飛ばす傾向があり。
直進性が高く、ランを含めた計算はしやすい。
飛距離
ドライバー最長飛距離ホール245ヤード。
トップレベルに飛ぶボールに進化している。
『SUPER SOFT SPLATTER 360 BLUE ボール』の打感は、特別にやわらかい。ボールが潰れてから、反発して飛んでいく感覚がはっきりわかり、ちょっと驚く。それが影響してか、打ち出しが少し低めで、超高弾道というボールは出なかった。
やわらかいボールはドライバーなどのロングショットは飛ぶけれど、アイアンは普通の飛距離になってしまうケースが多いが、『SUPER SOFT SPLATTER 360 BLUE ボール』は、全番手の飛距離性能が素晴らしい。
ただ、ショートゲームだけは、ややショート目になる傾向がある。これはやわらかさ故に、反発が小さいからだが、慣れればそんなに気にならないと感じた。
低スピン系のボールが好きな人、コスパが良いボールが使いたい人に、『SUPER SOFT SPLATTER 360 BLUE ボール』はオススメである。
スプラッターデザインの帯は、ラインを合わせるのに使いやすく、大胆に打ってみようと積極的な気分になって気持ちが良い。面白いのは、少し離れるとボールのカラーは目立たないので、ホワイトのボールに見えることだ。
2ピースのボールは安いけれど、何かを我慢しなければ使えないものだと考えて来たが、『SUPER SOFT SPLATTER 360 BLUE ボール』は、その認識を変えてくれた。
ボールテストの試打ラウンドでは、通常は、平均スコアより2〜4打ほどスコアが悪くなるが、『SUPER SOFT SPLATTER 360 BLUE ボール』は、平均スコアよりも1打良かった。そういうレベルのポテンシャルを持っているボールなのだ。
僕の場合は、ショートゲームで硬質感が欠かせないタイプなので、常時使用するという選択肢はないけれど、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーの多くが、大満足できるボールとしての完成度には太鼓判を押せる。
取材・文/篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてでビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。




