スコッティ・ キャメロンのロートルクパター「ファントム11R OC」「ファストバック OC」は構えやすさがひと味違う!
気になるギア|スコッティ・キャメロン「ロートルクパター」
新製品はもちろん、ツアーでプロが使って話題のものや、ゴルフショップで売れ行き好調など、気になるギアを実際に試して、その使い心地を素材や設計の特徴とともに紹介。
取材・文/大塚賢二 撮影/相田克己 協力/サザンヤードCC(茨城県)
GOLF TODAY本誌 No.643 88ページより
フェースの開閉を最小限にしてストロークするためのモデル
スコッティ・キャメロンから最近注目の「ロートルクパター」が発売された。「ファントム11R OC」と「スタジオスタイル ファストバック OC」の2モデルで、既存のシリーズにロートルクバージョンが1モデルずつ追加される形となっている。
OCは、シャフトをリーディングエッジよりわずかに後方(Onset)、そして重心線上(Center)に配置するという意味で、近年ストローク中のフェースの開閉を最小限にしたいというゴルファーが増え、そのニーズにこたえるためのモデルだという。
ヘッドの重心とシャフトの軸線がズレているとストローク中にヘッドの重心はシャフト軸線の真下に動こうとする。その結果、ストローク中にフェースが開いたり、閉じたりしようとするトルクが発生するだが、OCはこれを極力排除する設計だ。
このあたりの設計概念は、他社の「ゼロトルク」や「ロートルク」と同様だが、スコッティ・キャメロンが作ったからには、ひと味違うはずだ。ということで試打テストを行った。
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ヘッドの重心がシャフトに対してわずかにヒール側にある設計で、フェースが自然とスクエアをキープするようになっている。
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「ファントム11R OC」(右)と「スタジオスタイル ファストバック OC」(左)の2モデルが同時発売。
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両モデルともに、ソフトな打音と確かなフィードバックが得られる「チェーンリンク・フェースミーリング」を搭載。
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両モデルともに、ソフトな打音と確かなフィードバックが得られる「チェーンリンク・フェースミーリング」を搭載。
試打インプレッション
打感とコロがりの良さ構えやすさがひと味違う
ふたつのモデルに共通して言えるのは、キャメロンらしいソフト&ソリッドな打感と伸びのある球のコロがりが得られるというところです。
ロートルクパターのメリットはフェースをスクエアにキープできるのでストレスなくショートパットを打てるところにあります。その反面、距離感がつかみにくくなる傾向があるのですが「OC」は距離感がつかみやすくなっています。また、ハンドファーストな構えを強いられるところも多くのロートルクパターのデメリットですが「OC」は、いつも通りのボール位置で違和感なく構えられるようになっています。このふたつのポイントは「さすがキャメロン」と感じるところです。
どちらのモデルも、ショートパットが苦手という人に試して欲しいパターです。
ソフト&ソリッドな打感とスムーズな順回転で球足が伸びるから、距離感をつかみやすく、カップ際でのボールのよれがない。
ハンドダウンに 構えてヒット しやすいモデル|Studio Style Fastback OC
「Phantom 11R OC」より、オンセットが小さくなっていてブレードも設けられています。どちらのモデルもライ角は同じなのに「Studio Style Fastback OC」は、アドレスでややフラットに感じます。その分、ハンドダウンに構えやすくなっています。ヘッドは小さいのにヘッドの重量感を感じるので、ハンドダウンに構えて小さな動きで、ボールをヒットするように打ちやすいタイプです。
●長さ/33、34インチ
●価格/9万200円
ヘッドを吊り下げるように構えて使いやすいモデル|Phantom 11R OC
大型マレットらしく、ヘッドを吊り下げて構えて使いやすくなっています。また、アドレスでシャフトが邪魔にならない位置に取り付けられていて、トップエッジからブレード部分が見えやすく、スクエアにセットしやすくなっています。パター全体の重量感と適度な弾きで球足が伸びるので、ショルダーストロークで使いやすいタイプです。
●長さ/33、34インチ
●価格/9万200円
高橋良明
(たかはし よしあき)
1983年生まれ、東京都出身。2013年プロ入会。ツアーにチャレンジする傍ら、多くのゴルフメディアでクラブの試打を行って来たベテランテスター。DSPEゴルフスタジオ、ヘッドコーチ。
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