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史上2人目のフェアウェイキープ率80%超え! 「日本女子オープン」覇者、堀琴音の曲がらないドライバー
【2025シーズン中に書ききれなかったこぼれ話し(3)】
堀の2025年シーズンのフェアウェイキープ率は80.7212%で1位でした。
シーズンのフェアウェイキープ率が80%を超えたのは酒井美紀(2022と2020~21年の2度)に続いて、日本女子ツアーでは2人しかいないという快挙です。
その堀も「ドローにこだわっていた自分がいました」という時期があったそうです。
求めたのは飛距離。ですが持ち前の正確性が失われ「一発すごい右に曲げた時に、もうフェードを打とうと思ったんです。(ドローは)もう無理かな、と思って」ということをきっかけにフェードに戻しました。
多くのアマチュアと同様に「今でもドローへの憧れはあります」と打ち明けます。
それでも森守洋コーチが「フェードでいいんじゃない、と言ってくれているので」(堀)との言葉もあってフェード打ちを徹底させています。
「日本女子オープン」でも安定感を発揮 “非飛ばし屋”では初の栄冠
その真価が発揮されたのが昨年10月の「日本女子オープン」でした。
4日間のフェアウェイキープ率は85.7%で全体の5位。
フェアウェイからグリーンを狙えたことでパーオン率も86.1%の2位。
この好スタッツのおかげで自身初の国内メジャー制覇を達成しました。
日本女子ツアーでドライビングディスタンスが計測されるようになった2017年以降の優勝者を見ると、竹田麗央と原英莉花はそのシーズンのドライビングディスタンスでも1位など、堀以外の全員がトップ10(日本女子ツアーを主戦場としない畑岡奈紗とユ・ソヨンはランキング対象外)に入っています。
まさに正確性が飛距離を制した勝利でした。
「狭い林間コースの方が得意」
堀は「林間コースの方が得意」と言います。
一般的には「狭い」と敬遠されそうですが「ターゲットが狭い方が、それしかない。極端に、ここに打つしかない。ここしか選択肢がないっていう方が逆に集中できていい感じですね」という感覚なのだそうです。
逆にフェアウェイの幅が広いホールでは、狙いがボヤけてしまわないように、あえて小さなターゲットを見つけてそこを狙うようにしています。
ドローか、フェードか。自分に合った持ち球をはっきりさせる。
ターゲットを絞って、そこを狙うようにする。
堀の真似をして意識するようにすれば、フェアウェイキープ率とともにスコアもアップするかもしれませんね。
(取材・文/森伊知郎)
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