トッププロのスイングから上下、左右、前後の分離を学ぶ|ゴルフ新理論「グラビティメソッド」
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド Season2 第5回
2020/03/24 ゴルフサプリ編集部
インパクトからフォローにかけては、上半身と下半身を分離して動かすことで、スイングが安定し、パワーを生むことができる。上半身の左サイドが切り上がっているのに対し、下半身は横回転している。
上半身(左サイド)がタテに切り上がる(伸展)のに連動して、左ヒザは伸ばされて、骨盤(腰)は回転する。
上半身と下半身の動きが分離せず、同一方向に動いてしまうと、パワーが生まれず、バランスも悪くなる。
右サイドと左サイドが別の動きをすることで、バランス良くパワーが溜まっているファウラーのトップ。捻転は分離動作がなければ生まれないのだ。
テークバックで左腕は下、右腕は上方向に動くと、下半身が安定して、捻転差が生まれる。
右手と左手が揃って、同じ方向に動いてしまうと、下半身は流れてしまいやすく、スイングのバランスが崩れる。
切り返しで、カラダがボールから遠ざかるように動くファウラー。頭がやや右に移動しているのがわかる。これは、前にいこうとするクラブの遠心力に対抗し、バランスを取ろうとして生じる動き。
前に向かおうとするクラブの遠心力に対して、カラダはボールから遠ざかるような力でカウンターを入れることで、バランスが保たれる。
アマチュアの多くは、ダウンスイングで上体が前に突っ込みがち。ヘッドスピードは上がらず、ダフリなどのミスもでやすい。