2020最新ゴルフギア情報USA直送便|PGAツアー編(クラブ情報)
注目の最新モデル&日本未発表モデルをPGAツアーで突撃取材!!
2020/03/29 ゴルフサプリ編集部
ソールの突起、「イナーシャジェネレーター」によって、ハーフウェイダウンからインパクトにかけて空気抵抗を低減し、タイガーたちが言うところの“ヘッドの走り”を生み出している。
アドレス時の見た目は、「SIM」も「SIMMAX」もほとんど変わりがない。ちなみに写真は「SIM」の“顔"
「スピードインジェクティッドツイストフェース」は、高い反発性能だけでなく、ボールが吸い付くような心地よい打感も魅力のようだ。
「プロたちは、独特のソール形状にびっくりしていたが、打った後はダウンスイングにかけてのヘッドの走り、インパクト時の気持ちよさにも驚いていたよ。打感もやわらかく吸い付くような感じで、コントロールもしやすくなったと絶賛してたね」(テーラーメイド・ツアーレップ/キースさん)
2019年の小誌7月号でも紹介しているが、現在テーラーメイドが所有するツアーバンは2階建なのである。しかも、車内は吹き抜けになっており、バーカウンターやソファが設置されている豪華さなのだ。
写真は「ジェネシス・インビテーショナル」で「TP5pix」を使用するリッキー。自身が監修したボールで“ナイスパット”量産!
「ジャスティンに渡した時に、まずはデザインに驚きの声を上げて、その後はその性能に驚いてくれたんだ。日本の匠、本間ゴルフと我々の共同で開発した最高のドライバーが出来上がったよ」(本間ゴルフ・ツアーレップ/クリス・マッギンリーさん)
「T20ドライバーはデザインもクールだし、性能も抜群にいい。ヤバいクラブが出たね!」(ジャスティン・ローズ)
打球音は低すぎず、高すぎず。従来よりも高さが抑えられたソリッドな音になっている。その点も、プロたちに好印象をもたらす要因のようだ。
リーシュマンは、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で「MAVRIKサブゼロ」を使用し、米ツアー5勝目を挙げている。同じ週に開催された米女子ツアー「ゲインブリッジLPGAatボカ・リオ」では、同じく「MAVRIKサブゼロ」がマデリーン・サグストロムの優勝に貢献している。
「ジェネシス・インビテーショナル」ではケプカも「MAVRIK」をテストしていた。
「彼らは打った瞬間に初速の速さ、弾きの凄さを実感したよ。そしてすぐにキャディバッグに入れたんだ。4ヤードから8ヤードくらい飛距離が伸びているよ」(キャロウェイゴルフ・ツアーレップ/ジョニー・トンプソン)
プロたちのクラブメンテナンスを行うサービスカーも「MAVRIK」デザインに刷新されていた。
各選手が口を揃えて言っていた「SM8」の評価をまとめると、「インパクトゾーンの動きが非常に安定していて、ラフでもフェースが返りにくく、フェース面をキープしたまま安定した弾道を生み出せる」とのことだった。
「SM8」の使用数180本を含め、ボーケイウェッジが過去最高の使用率となった「ソニー・オープン・イン・ハワイ」では、タイトリストのアンバサダープロであるキャメロン・スミスが「SM8」を使用してツアー2勝目を挙げた。
「ジェネシス・インビテーショナル」では、アダム・スコットが優勝。「SM8」の快進撃が止まらない。
J・トーマスも「SM8」を積極的にテスト中だ。
なんと御年80歳のボブ・ボーケイ。この年になっても練習日は、ボーケイウェッジ使用プロの話を聞き、次モデルに反映させている。使用率1位は、これからも揺るぎそうにない。
このプロトタイプはアメリカの芝向けに初めて開発されたという。日本では「RM4」として秋に発売する予定。