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2020最新ゴルフギア情報USA直送便|PGAツアー編(クラブ情報)

注目の最新モデル&日本未発表モデルをPGAツアーで突撃取材!!

2020/03/29 ゴルフサプリ 編集部

今春、大注目の最新ギアを複数のPGAツアー会場でアメリカ在住カメラマンのJJタナベが突撃取材。
PGAツアープロたちのインプレッションとともにレポートします!
さらに、世界最大規模のゴルフフェア「PGAショー」の活況をゴルフコーチ・吉田洋一郎がお伝えします! Don’t miss it !!

●PGAツアーで突撃取材!! 最新ギア情報USA直送便2020
JJタナベが突撃取材 PGAツアー編(最新クラブ情報)
JJタナベが突撃取材 PGAツアー編(最新シャフト情報)
吉田洋一郎が突撃レポート PGAショー編

JJタナベ
ニューヨークを拠点として米ツアーを中心に活動するベテラン・カメラマン。写真を撮るだけでなく、各種取材もできてしまう変わりダネ。

タイガーやマキロイを2度驚かせた異形ソールによるヘッドの走り

テーラーメイド|SIM(シム)

大ヒットした「Mシリーズ」に変わって登場したテーラーメイドの主力モデル「SIMシリーズ」。ツアープロモートがスタートされるやいなや、契約プロも契約外のプロも即座に使用を開始。突起が特徴の変わった見た目のソールは、驚くほど効果を発揮しているようだ。

スコアメイクに直結するすべての性能を備えている

「SIM(シム)ドライバー」、テーラーメイドが一世を風靡した「Mシリーズ」に代えて発売した新シリーズの名称だ。

名前も変わっているが、見た目もかなり変わっている。はたして、世界のトッププロたちは、どんな評価を下しているのか。取材開始早々、驚かされたのが、ほとんどの契約プロがすでに「SIM」にスイッチしていたこと。

そして、取材したプロたちからは、このような感想を多数聞くこととなった。

「インパクトにかけてヘッドが走る」「ヘッドが走るのでインパクトが思いっきり叩けて気持ちいい」

インパクトにかけてヘッドが走る?一体どういうことなのか、ツアーレップのキースさんに話を聞かせてもらった。

「SIMの最大の特長は、「イナーシャジェネレーター」と名付けたソール形状だね。トゥ側に傾けたアシンメトリーデザインにすることで、ハーフウェイダウンからインパクトにかけてヘッドにかかる空気抵抗を低減させる効果がある。これが、プロたちが“ヘッドが走る”と言っている理由だよ」(キース)

なるほど。この効果・性能が「SIM(Shapein Motion)」という名前の由来となっているということなのだろう。ヘッドタイプはウェイトの位置調整が可能で振り抜きやすい「SIM」、そして「SIM」よりやや大きめな「SIM MAX」の2つがある。

「プロたちは、ほとんど「SIM」のほうを選んでいるね。振り抜きの良さとコントロールのしやすさが気に入っているようだね」

プロたちは、一風変わったソール形状に驚いたそうだが、打った後はその素晴らしい性能に驚いていたという。

世界のトッププロたちを2度も驚かせた「SIM」の性能。これは体感せずにはいられない。

ソールの突起、「イナーシャジェネレーター」によって、ハーフウェイダウンからインパクトにかけて空気抵抗を低減し、タイガーたちが言うところの“ヘッドの走り”を生み出している。
  • アドレス時の見た目は、「SIM」も「SIMMAX」もほとんど変わりがない。ちなみに写真は「SIM」の“顔"

  • 「スピードインジェクティッドツイストフェース」は、高い反発性能だけでなく、ボールが吸い付くような心地よい打感も魅力のようだ。

「プロたちは、独特のソール形状にびっくりしていたが、打った後はダウンスイングにかけてのヘッドの走り、インパクト時の気持ちよさにも驚いていたよ。打感もやわらかく吸い付くような感じで、コントロールもしやすくなったと絶賛してたね」(テーラーメイド・ツアーレップ/キースさん)
2019年の小誌7月号でも紹介しているが、現在テーラーメイドが所有するツアーバンは2階建なのである。しかも、車内は吹き抜けになっており、バーカウンターやソファが設置されている豪華さなのだ。

リッキーがデザインを監修したボールを発見!

テーラーメイド|TP5 pix

昨年「TP5X」ボールの使用を開始し、テーラーメイドファミリーとなったリッキー・ファウラーが新ボールのデザインを監修。パッティングに良い効果があると話題になっている。

カラフルなロゴの視覚効果でパットのラインが合わせやすい

ツアーの人気者リッキー・ファウラーは、スピン量が少なめで飛距離が出る「TP5X」を使用していたが、今モデルでは「TP5」を使用している。その理由を本人に聞くと、

「最近はコントロールを高めたくて、スピン量を重視するようになったんだ。それで、スピン量がより多い「TP5」を選んでいるんだけど、飛距離が落ちていないことにとても満足しているよ」

そして、この共同開発した「TP5pix」のデザインについては、「パターのライン合わせをしやすく、打った後の軌道が見えるのでとても満足している」とのこと。

人気も実力もトップクラスのファウラー、彼がメジャーの最終18番のグリーンで、このカラフルなロゴのボールをコロがす姿を見せてくれる日を心待ちにしていよう。

写真は「ジェネシス・インビテーショナル」で「TP5pix」を使用するリッキー。自身が監修したボールで“ナイスパット”量産!

米国の発想力と 日本の技術力が 融合|ローズに驚きもたらす “クールブラック”ヘッド

本間ゴルフ|TR20ドライバー

「これが正統派ゴルフメーカー、本間ゴルフのクラブか?」と思わせるアメリカっぽい合理性を感じる黒いヘッド。そのスタイリッシュなデザインに、ジャスティン・ローズも一目惚れ。
果たして、その性能とは?

米国の発想力と日本の技術力が融合

メジャーチャンピオン、ジャスティン・ローズと本間ゴルフのクラブ使用契約締結はゴルフ界に大きな驚きをもたらした。あれから1年、本間ゴルフが再び驚きをもたらした。

「ヤバいクラブができたね!」そう笑顔で答えてくれたのは、驚かされた当人であるジャスティン・ローズだ。

「まず、デザインがクールで驚いた。もちろん性能にも驚かされた。飛距離も伸びているよ」

ローズを驚かせたのは、本間ゴルフがグローバルモデルとして、アメリカの開発陣と共同開発したドライバー「TR20」。ヘッドサイズは460ccと440ccの2種類、ローズは460ccを使用している。フェースとフレームが鋳造によって形成された一体型の“ワイヤーフレーム”構造で、クラウンとソールはカーボンを採用。これにより理想的な重心設定を実現しつつ、ウェイトカスタム機能も搭載している。ローズはスピンを抑えた強い弾道を求めて、ヘッド後方にそれぞれ3g、フェース側に12gとしている。

ローズを驚かせたクールなデザインと性能。その驚きを体感するのが、待ち遠しくなる1本だ。

「ジャスティンに渡した時に、まずはデザインに驚きの声を上げて、その後はその性能に驚いてくれたんだ。日本の匠、本間ゴルフと我々の共同で開発した最高のドライバーが出来上がったよ」(本間ゴルフ・ツアーレップ/クリス・マッギンリーさん)
「T20ドライバーはデザインもクールだし、性能も抜群にいい。ヤバいクラブが出たね!」(ジャスティン・ローズ)

“Hotter!!”(すごい飛びだ)プロを魅了する型破りな飛び

キャロウェイ|MAVRIK(マーベリック)

“型破り”という名のキャロウェイの新作ドライバー「マーベリック」の飛びに契約プロたちは驚嘆。進化したAIテクノロジーを駆使して開発されたヘッドがもたらす飛びは、かなりHot(魅力的)なようだ。

エピックフラッシュを超え、あきらかに進化した飛びとやさしさ

キャロウェイは、常に新しいテクノロジーを駆使したギアを通じて、われわれのゴルフにイノベーションを起こしてきた。

そして、今回もまたしかり。「マーベリック」(型破り)という名前を冠した新シリーズは、名前通りの性能を備えているようだ。

新しいドライバーを手にしたプロたちは、口々に「Hotter(すごい!!)」という言葉で、その飛びを形容しており、特に「フェースの弾きと初速の速さ」を高評価。また「芯を外しても飛距離のロスがなく、今まで以上に叩ける」という声も多く聞かれた。打点のズレ、オフセンターヒットには、かなり強そうだ。

搭載されているのは、エピックフラッシュの主たるテクノロジーだった「JAILBREAKテクノロジー」、そしてAIによってデザインされた「新FLASHフェースSS20」。高初速エリアがあきらかに拡大しており、プロたちも「芯を外しても飛ぶ。やさしい」とコメントをしていた。

ヘッド形状は、「スタンダードモデル」「サブゼロ」「マックス」の3タイプがあり、「マックス」が最もつかまりやすく、球が上がりやすい。サブゼロは、左を嫌うタイプにオススメの叩きにいけるタイプだ。

打球音は低すぎず、高すぎず。従来よりも高さが抑えられたソリッドな音になっている。その点も、プロたちに好印象をもたらす要因のようだ。
リーシュマンは、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で「MAVRIKサブゼロ」を使用し、米ツアー5勝目を挙げている。同じ週に開催された米女子ツアー「ゲインブリッジLPGAatボカ・リオ」では、同じく「MAVRIKサブゼロ」がマデリーン・サグストロムの優勝に貢献している。
「ジェネシス・インビテーショナル」ではケプカも「MAVRIK」をテストしていた。

プロモート開始と同時に契約プロたちが続々とスイッチ!!

「彼らは打った瞬間に初速の速さ、弾きの凄さを実感したよ。そしてすぐにキャディバッグに入れたんだ。4ヤードから8ヤードくらい飛距離が伸びているよ」(キャロウェイゴルフ・ツアーレップ/ジョニー・トンプソン)
プロたちのクラブメンテナンスを行うサービスカーも「MAVRIK」デザインに刷新されていた。

名器SM7を超える新「SM8」登場 ボーケイを超えられるのはボーケイだけ

タイトリスト|ボーケイ デザイン SM8

各選手が口を揃えて言っていた「SM8」の評価をまとめると、「インパクトゾーンの動きが非常に安定していて、ラフでもフェースが返りにくく、フェース面をキープしたまま安定した弾道を生み出せる」とのことだった。

ツアーにおいて圧倒的な使用率を誇っていた「ボーケイSM7」の使用本数を激減させたのは新しいボーケイウェッジ「SM8」だった。全幅の信頼を寄せていた「SM7」から、プロたちが即座にスイッチした理由とは?

スコアメイクに直結するすべての性能を備えている

プロ・アマ問わず万人から支持され、使用率だけでなく売上でもトップに君臨していた「SM7」。その名器が、新たに登場したボーケイウェッジ「SM8」によって、その座をあっさり明け渡すことになった。

なぜプロたちは、こんなにも簡単に新しいウェッジにスイッチすることができたのだろう。その理由は、いたってシンプル。

「SM8」が、「SM7」を上回る名器であったからにほかならない。

スコアメイクを左右するウェッジにプロが求めるものは「安心できる顔」「フェースに乗る際の心地よいフィーリング(打感)」「番手ごとの正確な飛距離」、そしてなによりもスピン量の多さではなく、
「コントロールしやすいスピン性能」だ。狙ったポイントに止められ、コロがる距離が予測でき、イメージした弾道が打てるスピン性能をプロたちは求めている。

「SM8」は、そうしたプロのニーズすべてに応えてくれる。我々アマチュアにとって幸運なのは、そうしたプロのニーズがすべて反映されたものと同じウェッジを店舗で手に取ることができること。

使用率でも売上でもトップに君臨できるのは、必然の結果と言えるだろう。

「SM8」の使用数180本を含め、ボーケイウェッジが過去最高の使用率となった「ソニー・オープン・イン・ハワイ」では、タイトリストのアンバサダープロであるキャメロン・スミスが「SM8」を使用してツアー2勝目を挙げた。
「ジェネシス・インビテーショナル」では、アダム・スコットが優勝。「SM8」の快進撃が止まらない。
J・トーマスも「SM8」を積極的にテスト中だ。
なんと御年80歳のボブ・ボーケイ。この年になっても練習日は、ボーケイウェッジ使用プロの話を聞き、次モデルに反映させている。使用率1位は、これからも揺るぎそうにない。

新しいウェッジとユーティリティが米ツアーでテスト中

フォーティーン|RM4 & HI540

このプロトタイプはアメリカの芝向けに初めて開発されたという。日本では「RM4」として秋に発売する予定。

プロトタイプに対するプロの反応は上々

15年以上、PGAツアーでプロモーション活動をしている同社。現在は、ウェッジとユーティリティのプロトタイプのテストが進行中だ。ユーティリティは「アイアンの流れで違和感なく使用できるように、フェース長が短く、スピン量を多くして高く上げて止められるのが特長」とツアーレップの鴨田さん。マット・クーチャーらがテストしていた。日本では「HI540」として発売予定。

オノフのパターに米ツアーのプロたちも興味津々

グローブライド|Labospec Putter(ラボスペック パター プロトタイプ)

パター練習場で何やらフェースを分解しているツアーレップの鴨田氏に聞いたところ、フェースが3タイプ、ヘッドが4タイプ、ネックが3タイプあり、自分の好みに合った組み合わせが選べるという。現在は「ラボスペック」という仮称で、発売は2020年の秋頃を予定。

ファウラーもデザインに関わった大注目の1本

コブラ|KING SPEEDZONE(キング スピードゾーン)

コンセプトイメージはF1スピードにこだわった設計

F1を想起させるようなボール初速が売りのコブラの最新ドライバー。ヘッドタイプはスピードゾーンとスピードゾーン・エクストリームの2タイプがあり、ファウラーはエクストリームを使用中。「ボール初速が驚くほど向上しているし、ミスにもやさしい。構えたときのルックスも気に入っているよ」とファウラーもダフナーも、新しいドライバーに大満足の様子だった。

取材トーナメント/ソニー・オープン・イン・ハワイ、ジェネシス・インビテーショナル、ウェイストマネジメント フェニックスオープン、ファーマーズインシュランスオープン
※掲載されている使用ギアなどは、取材時のものです。

GOLF TODAY本誌 No.574 89〜97ページより

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